2011.08.06 Saturday 01:16
くっくり
もっとも被害を受けた地域でも、悲しみの表現は抑制された。自然災害に対する号泣に慣れている外国人にとっては、押し殺した悲しみは不可解に違いない。日本でも涙は流れるが、音はそれほど立てない。カサマツ・マサヒラ(76)は悲惨な3日間を過ごしたあと、行方不明だった娘が無事だったことがわかったが、ただうなずくだけで、「あの子は大丈夫、大丈夫」とゆっくりと繰り返した。これはかなり抑制されたように聞こえるかもしれないが、私には理解できる。久しぶりに日本人の祖母に会うと、ハグすることはまずない。たださっと手を握るだけだ。抱擁がなくても、祖母に対する愛情が少なくなるということはないのである。
この悲劇の大きさにもかかわらず、日本の人々は称賛に値するさまで振る舞っている。ニューオーリンズのハリケーン・カトリーナのときと違って、とりたてて言うほどの略奪も、暴動もパニックも経験していない。彼らは純粋に無私無欲のさまで行動し、お互いを助け合うべく、いかなる苦労も惜しまない。
CNNのキュン・ラー記者は「略奪、暴動、公然と悲しみと怒りを表すのを見たほかの災害と違って、静かに悲しみ、人々は2〜3本のボトルの水をもらうために秩序正しく、何時間も忍耐強く立っている」と伝えた。(中略)
この行動は世界じゅうのほかの国々にとってモデルであり、我々は社会として、将来災害に見舞われたときに、それがテロリストによる攻撃であろうと天災であろうと、自ら進んで、日本人と同じように礼儀正しいさまで行動することを望むべきである。
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イギリスの新聞社「Daily Mail」が『東日本大震災: 復興3ヶ月後の写真たち』という記事を掲載したところ、大きな反響と日本への賞賛の声が寄せられました。
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