【東日本大震災-8】外国人から見た日本と日本人(29)

2011.08.06 Saturday 01:16
くっくり



 忘れられない光景がある。津波で家を流された80歳ほどの高齢女性が、泥の中から木の人形を拾い上げ、4時間以上も一心不乱に布でふいている。通訳の話では、家族も家も失ったショックで、精神状態に異変をきたしていたという。帰国後もこの光景が脳裏から離れなかった。数十万円のボランティア資金は底をついたが、再来日を決め、車を売った。「全てを失った人を見た後、私の車なんか何の価値があるのか考え込んでしまった」

 5月5〜25日に再び訪日し、福島市などで水や物資の配給に奔走した。避難所で互いにマッサージし合う人々。今も救助活動へのお礼メールを忘れずに送ってくれる人々。自らが被災しながら、他人への思いやりを忘れない日本人に驚くという。

 そんな中、6月の開幕以来、必死にボールを追う「なでしこ」の姿はタイヒャートさんの背中を再び押した。スポンサーを探し、日本語の名刺も作った。「頑張る日本人のために、自分ができる限りのことをしたい」。今は被災地で、日本の優勝を見ることを願っている。

〈世界から被災地へ〉NYの小学生「元気になって」(朝日5/23 10:58)
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 ニューヨークのハーレムにある公立小の1年生11人が17日、国連本部を訪れ、東日本大震災の被災者を「早く元気になって」と励ます手作りの絵本を、赤阪清隆・国連事務次長(広報担当)と国連の日本人職員会にプレゼントした。

 学校によると、東日本大震災で初めて地震や津波を知った子どもたちから「日本の人がかわいそう」「私たちには何ができるの」という質問が相次いだ。子どもたちと教師で話し合った結果、義援金を集めて日本に送ることと、絵本を作ることを決めたという。

 すでに250ドルを集めて日本赤十字社に寄付。この日は絵本の贈呈のほか、震災を機に練習してきた日本の童歌を披露した。(ニューヨーク=春日芳晃)

■米誌「タイム」3月20日号【震災後、いかにして日本は震災から回復するか(Aftermath:How Japan will Recover from the Quake)】ハナ・ビーチ記者

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