2011.07.25 Monday 19:49
くっくり
【北京=朝田憲祐】中国浙江省温州市で起きた高速鉄道事故で、中国当局が脱線落下した先頭車両を破壊した上、現場に掘った穴に埋めていたことが分かり、インターネット上などで「証拠隠滅だ」との批判が相次いでいる。二十四日深夜に記者会見した鉄道省の王勇平報道官は、事実は否定せず「危険回避の緊急措置で、救助作業を円滑に進めるためだった」と釈明したが、疑念は深まっている。
事故から一夜明けた二十四日朝、鉄道省は救出作業の傍ら、重機を使って落下した先頭車両の運転席部分などを切断し、破砕。付近の農地に深い穴を掘り、埋めてしまった。この様子を現場で多くの人が目撃、ネットで中国国内にも広まった。事故原因の調査は進んでおらず、市民からは「不利な証拠が検証できないようにするためだ」などの非難の声が殺到している。
一方、中国共産党中央宣伝部が国内メディアに対し、新華社の配信記事を使用し、独自報道をしないよう求める通達を出したことが関係者の話で判明。国民から「安全軽視」との批判が高まる中、当局は報道にも神経をとがらせている。
また、関係者によると、二十四日午後には温州市で鉄道省や温州市政府などが会見を開いたが、対象は新華社や国営中央テレビ、人民日報と地元の当局系メディアだけで、ほかのメディアは閉め出されたという。比較的自由な報道をする各地の「都市報」や香港メディアは納得せず、会見場になだれ込んだが、中にはだれもいなくなっていたという。
鉄道省は同日深夜になって、公式な記者会見を事故後、初めて開催。その様子はテレビなどで中継された。
[7] beginning... [9] >>
comments (23)
trackbacks (0)
<< 中国の高速鉄道事故で取り急ぎ
「アンカー」日本の資源を狙う韓国にアメリカも連携!資源エネルギー学会では『東海』が主流! >>
[0] [top]