櫻井よしこさん講演録より…ダメのお手本、菅直人!

2011.07.16 Saturday 02:10
くっくり


 
【なにゆえに、菅総理大臣は、このように、コマネズミのように、会議の間を走り回って、かつ何もできない存在になっているのか。
 そこに戦後日本の問題があります。
 これは、菅直人という個人一人の問題ではないんです。
 日本国の、日本国民全員の問題だと捉えなければ、私たちは、決して、この国難を克服することはできないと、思います。

 戦後の日本の姿が、菅さんの中に凝縮されています。
 国家なき国家です。
 日本国は戦後、国家ではなかったと、私は思います。
 国家というものはどういう存在なのか。
 国土と、国民を、自力で守ることができる、そして、国家としての生き残りを、自力で担保することができるのが、国家であります(拍手)。

 でも、振り返ってみたら、私たちにはそれが、できてきませんでした。
 日米安保条約があって、最初はものすごい不平等条約で、もう日本国でありながら、日本国ではないような状況の中、岸信介さんが文字どおり命を懸けて、日米安保条約を改定いたしました。
 ようやく少し対等になってきた。
 それでも、アメリカが日本を守る、日本はまともな軍隊は持たない、日本はアメリカに基地とお金を提供するけれども、真っ当な軍隊は持たないというのが、今の日本国の姿であります。

 私は、日本国は、今、日米同盟に助けられておりますけれども、その中に甘んじることなく、本当に憲法を改正して、自衛隊を、真っ当な軍隊にして、外交においても、アメリカの顔色を見ながら、アメリカの後ろをくっついていくような、そんな外交ではなく、日本国が日本国の真価を発揮して、世界のモデルになるような素晴らしい外交を、することができるような国に、ならなければならないと思っています(拍手)。

 60数年間もそれができないで、おんぶに抱っこで来た。
 自民党もダメでした。
 民主党はもっとダメでした。
 惨めなほどダメでした。
 菅直人さんなんていうのは、ダメのお手本なんです(拍手)。

 本当に、ですから私たちは、菅直人さんがだらしがない、どうしようもないと、思うのであるならば、それは彼一人の責任ではなくて、戦後日本の歴史、歩みというのが、彼の中に凝縮されてるんだと、菅さんは本当に、その姿を私たちに見せてくれたという意味で、ありがたい存在なんだと、いうふうに思いましょうよ、皆さん(笑)(拍手)。

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