2011.07.11 Monday 19:42
くっくり
東京に住むある中国人によれば、東京は福島原発から200キロあまりしか離れていないものの、市民はまったく慌てていない様子だった。被災地である福島県や宮城県では、深刻な被害を受けた民衆がそれでも自主的に秩序の維持に努めており、取り乱す者は少ない。悪質な窃盗や略奪などの暴力事件もほとんど発生していないようだ。
日本を取材した記者によると、日本では物資が不足したが、商人が機に乗じて値段を吊り上げることはなかった。全国で石油が不足したが、価格は高騰しなかった。仙台のいくつかの避難所では、若者が自主的に年寄りや子供の世話をし、秩序がよく保たれていた。地震により大勢の通信手段が断たれてからも、多くの民衆が家の電話を必要な人に貸していた。冷静さと秩序は、日本政府や海外からの救援物資がスムーズに運ばれ、各種の救援・復興事業がきわめて高い効率でなされている理由である。1995年の阪神大震災の経験者によれば、当時の神戸の民衆も同じく冷静であり、大きな混乱や騒動はなかったそうだ。
災難の突発や社会的な大事件など非常事態のときこそ、その国の民衆の素養や教養の程度がもっともはっきりする。日本のこうした民衆の素養や民族精神を目にした読者は、自国と比べた場合に自信が持てるだろうか。
我々はいかに自信を持つべきか?経済上は我々のGDPは日本を追い越した。ひとりあたりのGDPではまだ大きな差があるが、国家の経済力という観点では全体量として中国が優位に立った。資源のうえでは島国の日本は完全に下である。頭脳明晰という点では元々中国人は他国に劣らない……ならば、巨人は彼の小粒なライバルを確実に打ち負かせるのだろうか?明らかにノーである。今回の地震によって思いがけずも、彼らと我々との素質や素養が天と地ほどの差にあることを思い知らされた。あちらでは地震の最中でも冷静で乱れず、一方で千里も離れているこちらでは塩価格の高騰やパニックが起きた……。
四川大地震の際にはミネラルウォーターやインスタント麺の価格が10倍にも吊り上がった。このたびの地震を取材した中央テレビ局の女性記者が笑い話を披露してくれた。彼女が日本のガソリンスタンドの職員に「ガソリンを蓄えているのはなぜですか?価格高騰を待っているのですか?」と尋ねたら、彼はこう答えた。「いえいえ、災害支援用の車が使用するのに備えているのですよ!」
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