「アンカー」放射性廃棄物どう処理?政治は目を背けず向かい合え
2011.06.23 Thursday 02:59
くっくり
(いったんCM)
山本浩之
「確かに私たちが一番気になるのは、収束までに一体何年かかるのか。えー、続き、解説をお願いしたいと思います。青山さん、よろしくお願いします」
青山繁晴
「はい。この何年かかるのかというのが、実は今、一般的に言ってる冷温停止、だけではなくて、そのずっと先のことも考えなきゃいけないんだってことも、皆さん今日分かっていただけたと思うんです。その上で、今回フランス政府の高官とこれも議論いたしましたが、彼の1つの答えはこれです」
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山本浩之
「『カメラを原子炉の中に入れるだけで5年かかる』」
青山繁晴
「はい。すなわち、日本の福島原子力災害の場合は、皆さんご承知の通り、核燃料が、もう全部溶けてしまって、底に溜まっているであろうってことなんです。誰も見た者はない。これを見るにはカメラ入れるしかありませんけど、それだけで5年かかるだろうと。実はアメリカのスリーマイル島事故の時には、だいたい3年ぐらいでカメラが入り始めたんですけれども、スリーマイル島事故からもう32年も経ってるから、僕は、フランスの技術も含めてもっと早くできるんじゃないかと、あの、もう、彼に噛み付いて言ったんですけれども、しかし彼はあくまでも、いや、今回の場合はカメラ入れるだけで5年かかりますよと。そしてそこで様子を確認して、その中の溶けた核燃料を取り出すには、まあどう見ても10年から15年かかりますよっていうことなんですね。これフェアに申しますが、フランスがその間、ずーっといいビジネスをやりたいという趣旨で言ってたのではありません。彼も原子力に関わってきた人間として、本当に、福島県民のことも心配しながら話してるっていうのが、僕はよく分かりました。で、そうするとですね、こういう、その、長い長い時間の話を聞き始めると、やっぱり僕の頭に例えば浮かぶのは、この人のこういう証言なんですね」
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山本浩之
「えー(読み上げようとするが)」
青山繁晴
「これは、ちょっと私の方から申しますと、先月末、5月10日に、飯舘村の菅野典雄村長と、村でお会いしてきました。この飯舘村っていうのは皆さん菅政権のひとつの被害者ですね。というのは最初は避難する必要ないと言っておきながら、ある日突然、4月11日から計画的避難区域、その計画は、5月末までにみんな自分で避難しろという計画に過ぎなかったっていう、やつですね。で、そのことを議論しに行った時に、この菅野村長がおっしゃったのは、青山さん、私たちはこれからやむを得ず避難しても、2年の間に戻ってこないと、結局、村が消滅してしまうことになってしまうと。そうすると、カメラが入るだけで5年かかるのに、じゃあこの飯舘村ってどうなってしまうかと、皆さん、思われてると思うんですね。で、それはその通り、僕にとっても非常に心配な苦しいところなんですが、皆さんこれは、あえて申しますが、これは話を逆に、あえて捉えてみませんかということなんです。というのはさっき言いました通り、溶けた核燃料を取り出して、取り出すのに10年15年かかったとして、じゃあ取り出してその辺に置いとけるのか。もちろん置いとけません。それは新たな施設を、今までの話で分かっていただけると思いますが、福島の第一原発の構内に、例えばその施設を造って、それをずっと冷やさなきゃいけないんですよね。そしてこれ日本の技術者に確認しますと、青山さん、それは半永久的とも言っていいですと、ずっと冷やさなきゃいけない」
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