「アンカー」放射性廃棄物どう処理?政治は目を背けず向かい合え

2011.06.23 Thursday 02:59
くっくり



山本浩之
「そうですねぇ…」

青山繁晴
「もうその、イメージ悪化から抜け出すことはできないだろうと。ということは、話をぐるっと元に戻しますと、どこでやるかと言ったら、これ、福島県で引き取るしかないわけです。今、菅総理は福島県を、自然エネルギーの聖地にすると、いう、ま、きれいなことをおっしゃっていて、例えば福島県知事の佐藤さんも、県から、地元からの提案として、国に出した提案書、出しました。その、いわば積極的な努力は僕は高く評価しますが、でもそれも、実は自然エネルギーの聖地にするような趣旨になっている。ところが現実にはもう、動かなくなった原発、そして、そこから出てくる廃棄物、それを福島県内の、おそらくは第一原発と第二原発の構内を使って引き取るしかないという現実が実はあるわけですね。で、これも、フランス政府の高官に意見を聞いてみると、こう答えました」

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山本浩之
「『低レベル放射能廃棄物は六ヶ所村に移せるのではないか。しかし、高レベル放射性廃棄物は現場、福島原発で最終処分するしかない』」

青山繁晴
「はい。すなわち私の問いかけに対して、この後半の部分は、まさしく私の見方と同じ現実ですよってことを、もう一回言いますが、この人は日本やアジアの現状もよく知ってて、それから放射性廃棄物の処理に、ま、生涯捧げてきた人ですけども、その人から見てもそうであると。そしてこの前半部分はですね、低レベルだったら六ヶ所村で預かってくれるんじゃないかと彼は言ったんですが、これははっきり言って甘いです」

村西利恵
「甘い…」

青山繁晴
「同じ低レベルと言っても、じゃあ青森県の三村知事が、県民にそれを説明できるかというと、僕は相当厳しいと思うんです。というのは福島原子力災害は、実は、この、廃棄物の処理を含めて、実は冷温停止してもずっと続いていきますね。続いていく中で、同じ負担を青森県民にしろということが、果たして言えるでしょうか。それを考えると、もしも福島県民がこれをあえて引き受けざるを得ないとなると、だからこれがほんとにつらい話なんです。僕、今、話しながら、県民の方々の、最近毎週のように福島県に行ってるんですけど、顔も浮かんでくる、村長や町長の顔も浮かんでくるんですけど、この現実を僕らはまず見なきゃいけない。で、もし福島県民に私たち日本国民が、もうこうやって(頭下げる)お願いするとするとですよ、すると、心配なのは、福島県の、水は大丈夫なのかと。そこで処理していくうちに、水が地下水を汚染していくんじゃないかってことがありますね。で、このことも実は今回、この、ふだん表に出てこないフランス政府の高官に会った機会に、それを聞いてみました。すると、この問いに関しての彼の答えは非常に明快でした。はい、それはこれです」

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