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- CCMF
- 2008/12/01 04:40 PM
- R・J・ラムル『中国の民衆殺戮』に関して、2chに次のような評価が掲載されていました。
389 :件名:「台湾の声」【良書紹介】『中国の民衆殺戮』:2008/06/18(水) 00:00:01
本書の最大の特徴は、往々にして別々に語られることの多い、中国人に対する多種多様な大量殺戮の犠牲者数を同一著者が同じアプローチで推計した点です。ラムル教授は中国で起きた政治暴力に関する多様な資料に示された民衆殺戮犠牲者推計を収集、評価して、20世紀の各時期の政治勢力毎に犠牲者数を一定の範囲を持 たせつつ推計しました。その結果として、本書から以下の通りに要約できる興味深い知見を引き出すことができます。
(1)本書の推計ではいわゆる「南京大虐殺」を事実として認め、その犠牲者数が20万人として日本軍による民衆殺戮は394万9,000人と推計される。昨今疑われることの多い日本軍の虐殺や戦争犯罪に関する主張をかなりの部分信用したとしても、その規模は次に述べる中国共産党や中国国民党の民衆殺戮に及ばない可能性が 高い。
(2)本書の推計では国民党による民衆殺戮は1,021万4,000人。日本軍や中国共産党に注意をひきつける歴史的言説の陰に埋もれてしまっているが、強制的徴兵の犠牲者数百万人と意図的な洪水決壊による死者数十万人などを含め、中国国民党による中国民衆に対する殺戮の規模の方が日本軍が行ったとされる中国人虐殺より もおそらく大きい。
(3)中国共産党による民衆殺戮は日中戦争と国共内戦を含む戦時よりも、1949年以後の中華人民共和国建国以後の平時の方が遥かに大きく、その規模は日本軍も中国国民党も大きく引き離している。本書の推計では共産党による民衆殺戮は1949年までで346万6,000人、1949年から1987年までで3,523万6,000人、総計3,870万2 ,000人であり、これは中国共産党が6,191万人を虐殺したソ連に次いで20世紀世界第2位の民衆殺戮者であることを意味する。
(4)最後に、ラムル氏が日本語版への序で述べているように大躍進運動の時期に発生した1959年から1963年までの中国史上、また世界史上においても最悪の大飢饉に関して毛沢東指導下の中国共産党に責任があるとするなら、中国共産党共産党による民衆殺戮はソ連の6,191万人を超えて20世紀史上最大の民衆殺戮となる。
以上を踏まえて現代史を振り返ると、三つの問題が明らかになると思われます。まず、共産党支配下の中国は第二次世界大戦後も決して平和ではなかったが、それは昨今の中国の経済成長により中国でも日本でも忘れ去られようとしていること。第二にしかし、戦後日本と世界の世論は日本の過去の戦争犯罪を糾弾する「反 日」言説ばかりに耳を傾け、戦後中国の民衆殺戮の問題に十分な注意を払わず、あまつさえ大量殺戮を継続してきた中国共産党体制に援助さえしてきたこと、そして第三に、21世紀の現在に至って、問題は改善するどころか、逆にチベット人や法輪功など中国国内での政治暴力に留まらず、毒ギョウザ、環境汚染、資源問題、独裁国 家の支援、国境紛争、軍拡など世界規模での深刻な問題をもたらすまでに中国共産党体制は強大化し、世界最大規模の民衆殺戮を生み出した中国共産党体制に対する認識の誤りが、それをさらに助長しかねないこと。
これら今日の問題に対処するためには、以下の課題を早急に達成しなければなりません。
(1)中国の民衆殺戮の現状を、本書が明らかにしている歴史的背景も踏まえて広く周知すること。
(2)過去の日本及び現在までの中国での民衆殺戮の歴史の双方を捉えられる広い視野を持って歴史を理解し、未だ続いている中国の民衆殺戮の問題に十分な注意を喚起し、それを抑制する方向に世界の世論を導くこと。
(3)中国共産党体制と中国民衆に対して過去及び現在の自国の問題に正しく向き合い、現状の問題の解決に向けて努力するよう働きかけること。
http://academy6.2ch.net/test/read.cgi/china/1209275852/
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