[2] 世界が忘れない日本の物語「ビーバップ!ハイヒール」より

Comments


あむ
2010/06/23 07:01 PM
くっくりさん
いつもありがたく読ませていただいております。

226さんのおっしゃるように
1937年12月26日、日本の関東軍の認可によって、第1回極東ユダヤ人大会が開かれました。

3日間の予定で開催された同大会に、日本陸軍は「ユダヤ通」の安江仙江陸軍大佐をはじめ、樋口季一郎ハルピン陸軍特務機関長(少将)らを派遣。

この席で樋口氏は、前年に日独防共協定を締結したばかりの同盟国であるナチス・ドイツの反ユダヤ政策に対し、
「ユダヤ人追放の前に、彼らに土地を与えよ」
と激しい批判演説を行ったといいます。

これを知ったドイツ外相のヨアヒム・フォン・リッベントロップは、駐日ドイツ特命全権大使を通じてすぐさま抗議した。

ところが、樋口氏の上司に当たる関東軍参謀長・東條英機氏は、かたくなに樋口少将を擁護。日本との同盟関係崩壊を怖れたドイツも、それ以上の強硬な態度に出ることはできなかったといいます。

「ねずきちの ひとりごと」 より

ねずきちさんのブログには昔の日本人の誇らしいエピソードが詳しく満載です。
いつも涙して読んでいます。
nana
2010/06/23 08:18 PM
南天さん。ご丁寧なお返事をありがとうございます。
私の勘違いがたくさんあったようです。こちらこそ申し訳ありませんでした。
この番組はいちおう1時間枠ですが、他のコーナーが合間に挿入されていたりするので、時間的な制限も影響していると思います。1回につき1つの物語をじっくりやるぐらいが、ちょうどいいのかもしれないですね。
とぼそ
2010/06/23 10:47 PM
私も、子を持つ親として、nanaさんのようにこの日本の話を我が子に教えたいと思いました。
番組の内容を紹介して下さったくっくりさんに深く感謝致します。
また、取っ掛かりを与えて下さった番組の関係者各位とnanaさんにも感謝致します。

まだ幼稚園児なのでかなりかみ砕いて伝える必要がありますが。
nana
2010/06/24 09:25 PM
とぼそさん。お言葉をありがとうございます。
幼稚園ではまだ少し難しいかもしれませんね。私は娘が幼稚園のころは、日本の昔話や世界の童話などをよく読ませましたが、最近は、そういう親御さんは減ってきているのでしょうか。少し前にニュースで、桃太郎の家来をアンパンマンだと答える子供がいると報道され、びっくりしました(関係のないお話で、すみません)。
ミルル
2010/06/24 09:42 PM
杉原さんのビザ発給に関しては、検証が90年代に入ってから盛んになった事や、当時の日本政府の対応がグレーというかまだら模様だったためか、現在もかなり見解にばらつきがあります。
この番組からはあまりそうした印象はないですが、もっと露骨にVeさんの書かれたような難民受け入れに利用する人もいました。

杉原千畝 - Wikipedia 日本政府の対応について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%89%E5%8E%9F%E5%8D%83%E7%95%9D#.E6.97.A5.E6.9C.AC.E6.94.BF.E5.BA.9C.E3.81.AE.E5.AF.BE.E5.BF.9C.E3.81.AB.E3.81.A4.E3.81.84.E3.81.A6

書類不備のため入国審査に引っかかり、ウラジオストックへ一時送り返されたユダヤ人もいましたし、

>「欧亜連絡船天草丸は、23日午前8時敦賀へ入港したが、去る16日査証不備のためウラジオへ送還されたユダヤ人80名が、再び舞い戻ってきた。神戸のユダヤ人協会支部員キャラクター氏等が、やっと入手した南米キュラソー島行きの査証を示したので、前途不安だった一行も興奮して上陸、直に神戸に向かった」(読売3/24)
渡辺勝正「真相 杉原ビザ」

また、ユダヤ人らの滞在延長が許可されない事に困り果てたユダヤ教研究者・小辻節三氏が松岡外相に直に相談し、法の抜け道を伝授されるという事もあったようです。

>その便法というのは、避難民が入国するまでは外務省管轄であるが、入国後は内務省警保局外事部が管理することになり、滞在延期については各地方長官の権限に委ねられている、という助言であったと考えられる。
渡辺勝正「真相 杉原ビザ」

杉原さん自身は元外交官らしく、退職後も多くを語りませんでした。それゆえ一般的には「人道精神に基づいて一人で決め、やり通した」という事になっています。

出身地に建てられた杉原千畝記念館の解説
http://www.town.yaotsu.lg.jp/sugiharatiune/index.html

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