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- 小俣賢三
- 2007/08/04 06:22 PM
- ６２歳の年金生活者です。今回の米下院決議の経緯を見て、東京裁判において南京大虐殺が事実として認定され裁かれる過程との類似性を感じました。両方とも日本軍は残虐であったという前提の基に、偏った証言のみで審理された点です。米下院でのプロセスでは、証言者はホンダ議員側の人間のみです。反論できない状況で、事情を良く知らない米議員に元慰安婦の証言を直接聞かせ、これにホンダ議員らの日本軍による非道性の説明が加えられた今回のやり方は戦術としては巧妙であったと言えます。東京裁判では、日本の無条件降伏下での1946年の戦勝国による裁判で、いわゆる南京大虐殺が裁かれました。実は私の亡くなった父親は日本軍が南京に侵攻した直後と１週間後に仕事で南京に滞在し、大虐殺など無かったと生前繰り返し申しておりました。この様な証言ができる日本人は東京裁判の頃にはかなりいたはずです。以上のことから次の２点のことが言えると思います。
(1)従軍慰安婦、南京大虐殺などの問題の議論はできるだけ反論できる状況を利用する。（米下院を相手取って名誉毀損の訴訟を起こされる方がおられるそうですが、何とか応援したいものです。）
(2)今回の下院決議の虚構性を米国内で証明できれば、それを南京大虐殺の虚構性の証明に利用できる。今回の件はむしろチャンスかも知れません。
- 福原
- 2007/08/06 03:53 AM
- 以前少し触れた事がありますが、強制売淫事件について60年前に刑事責任追及は完了しています。（民事責任は平和条約等で完了）
韓国が日本批判のため、ナチのユダヤ人殲滅と日本の朝鮮支配を同列に扱おうとした時、ユダヤ人は反発したのだけれど、蘭人元慰安婦の場合は、韓国人の慰安婦問題に便乗して日本批判を繰り返しています。
「国に殉じ、祖国再建の礎石となる」想いで処刑された戦犯の死を無駄にしないためにも、「彼女の供述で犯人は処刑され、国家として謝罪し、賠償も行ったが、全てを否認して憎悪を撒き散らしている」彼女に対する同情は、留保すべき時期ではないでしょうか。
「犯人は処罰されたというが、日本軍は犯罪を見逃し、処刑したのは蘭軍だ。」と批判があります。
確かに、「地位を失った憲兵がいたらしい」程度で、日本軍の処罰は行われませんでした。
戦犯裁判の実態を知れば、蘭軍の裁判が適正であったとは言えないし、一方的な蘭側の証拠や証言で犯罪が認定されたからといって、それが真実であったとはいえません。
それでは、日本の軍政は違法行為を見逃す、無法なものであったのでしょうか。
混乱状態の南京でも、強姦未遂で憲兵に逮捕された部下釈放のため、被害者に示談を持ちかけ・・・という話があったように、犯罪があれば憲兵は犯人を逮捕し、軍法会議で処罰されます。
戦場ではなかった軍政下の蘭印で、憲兵が強制売淫・強姦事件を見逃す事は有り得ません。
「日本兵は憲兵を懼れて強姦後殺害するのが常だった」と主張する連中に限って、「憲兵も強姦を見逃していた」と言い出す矛盾に気付きません。
ならば、日本軍の処罰が行われなかった理由は、・・・適法であったからに他ならないのではないでしょうか。
抑留者からの訴えがあり発覚したというなら、隠蔽は不可能ですから、公式な調査を行い、その結果、当該慰安所を閉鎖したというのが事実だったとします。
そこで、募集に際し違法行為が無く、慰安婦承諾書があれば、関係者は処罰対象ではありません。
憲兵処分は、一部の慰安婦からの廃業意思表示に対する対応について、定期的に慰安所を巡回していた憲兵が責任を問われたと考えるべきと思われます。
中帰連の方たちを思い起こせば、証言はアテには出来ません。蘭人元慰安婦証言は、自分に都合の悪い部分は述べていないようで、彼女が抑留所の蘭人リーダーの応募リスト掲載を了解し、承諾書にサインしていた事は、ほぼ確実。
ここで、広義の強制問題は、確かに存在したでしょう。
時期的な問題もありますが、抑留者の3割ほどが栄養失調や病気で死亡した抑留所もある状態でしたから、積極的に同胞を売った蘭人リーダーもいたように、口減らしをしたかったし、本人も生きるために自ら応募したという状況も有り得たのでしょう。
この点は、日本本土・沖縄・中国・満州・朝鮮・東南アジアで、日本女性が経験している事です。
蘭人リーダーが応募リスト作成に抵抗したり、抑留所長の日本兵の階級が下士官であるにも関わらず「応募者はいない」と報告すれば、慰安婦にならずに済んでいる事から、軍による狭義の強制はありません。
あちらに都合の良い解釈が主流ですが、日本側に都合よく解釈すれば、蘭人元慰安婦の場合は強制売淫事件ではなく廃業トラブル・・・という結論です。
公的には、今後も「戦犯処刑で事件は解決済み」が良いですが・・・
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