[2] 「アンカー」東谷暁氏が解説“報道されないTPPの真実”(2)終

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古事記
2011/02/20 06:30 PM
こんばんは、くっくりさん。書き起こしありがとうございます。

個人的には、現状でのTPP参加は絶対に反対です。現政権にこんな大きな仕事を任せられるわけがないし任せたくない、というのが一番大きな理由ですが、ちらほらと目にする情報、そして今回の東谷さんの解説で、いっそう慎重な姿勢に傾きました。焦って参加する必要も理由も、どこにもカケラもありませんね。
まずは日本国として「勝てる」態勢を整え、譲れない条件を突き付けて徹底的に闘う覚悟を持った上で、交渉のテーブルに着くのであれば構いませんが、まだまだ先の話でしょう。現政権で、なんてとんでもない。ああ、噂の前原内閣(嘲笑)ももちろん除外ですね。覚悟のかの字も持ち合わせていない連中ばかり。一日も早い解散総選挙が望まれます。

さて、この情報を周囲に広めるべく頑張ります。
来週は青山さんの元気なお姿が拝見できるといいなと思いつつ、もう少し休んでえええええ!!と絶叫したい気持ちもあり複雑です(^^;)
はる
2011/02/20 07:18 PM
弁護士が日本に進出という話ゾッとしました。
アメリカは訴訟大国で製造系のメーカーが次々と看板を下ろした国じゃないですか・・・日本の企業が安い労働力の為に下した手段が後に大きな訴訟や損害賠償問題になると言う事も経団連は想定しているんでしょうか?

『安い労働力』だって許されないかもしれませんし。
高い賃金を自由と権利を声高に主張する日本人以外の出稼ぎ労働者に支払い、日本でモノを買う日本人は安いものにしか手を出せない貧しい生活に追いやられる可能性だってあるんじゃないでしょうか??

TPPは絶対に加盟しない方が得だと思われます。
Ovf
2011/02/20 07:20 PM
 自由貿易に賛成、あるいは日本の農業を効率化すべきだからTPPに賛成というように、短絡的に考えておられる方も少なくないようですが、現時点において基本的に、日本だけでなく世界中がデフレ(つまり需要不足、供給力が過剰)が問題になっている時に、さらに供給力をアップ(生産性や競争力の向上)してどうするんだ、という側面も考える必要があります。また、とりわけ農業は、効率性だけでは語れない分野であることは言うまでもありません。

 さらに、とくに全体のパイが増えないデフレ期に相互に輸出を拡大しようとすること(あるいは労働力の移動を認めること)は、相手の富を奪い合うというシビアな構図が表面化する点にも着目する必要があります。
 仮に、中長期的な観点から、日本農業の生産性の向上や産業全体の効率性を高めることが必要だとしても、現時点では極めて不都合なものであり、TPP賛成の直接の根拠にはならないことは、TPPの具体的内容をきちんと把握すればすぐに分かることです。

 TPP賛成派の人は、しばしば「鎖国かTPP賛成か」というようなレッテルを貼り、極端から極端へ振れるような言い方をしますが、TPP反対派ないし慎重派が言うように、その間には無数のバリエーションがあり、TPPはその中でも愚策と言うしかないものであることは確かです。また、農協等の既得権益層を改革するために、TPP等の外圧を利用しようという意見もしばしば見られますが、こうした考え方は、郵政民営化論争の時にも見られましたが、本末転倒した議論であることをそろそろ自覚すべきでしょう。

 いずれにしても、多くの方に、前回引用した動画のうちで、最低限
5/5【経済討論】TPPと世界経済の行方[桜H23/1/15]
http://www.youtube.com/watch?v=bqwvNJBlaQA
だけでも見ていただきたいと思います。TPPをめぐるほとんどの論点が語られていますし、賛成派と反対派ないし慎重派の発想・考え方の違いが如実に表れていて、非常に興味深いものです。

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