[2] アメリカ人はなぜ捏造史を信じるのか?ヨン氏の慰安婦問題分析 (付:谷山雄二朗さんのこと)

Comments


あまがさ
2015/06/20 05:14 PM
何度もすみません。
Gypsophilaさま
ええ、おっしゃると通りなんですが、谷山さんの主旨はヨン氏やあなたとは違うんじゃないかと思うんですよ(あくまで私の想像ですが)
レイシズムを訴える手段として慰安婦問題を扱っているとでも言いましょうか…。だから日本を支持してもらうためにアメリカを味方につけるとかの気はないんじゃないでしょうか?(しつこいようですがあくまで私の想像です)
まあ私は谷山さんもヨン氏もどこか全面信用できないでいますが、外へ向けて発信活動されていることには敬意を表します。
かつらぎ
2015/06/22 09:04 PM
>アメリカの学校教育は、「戦前の日本は野蛮人だったが、アメリカが先進国に仕立て上げた」と説明している。

ようするにアメリカも反日教育をしており、子供たちにプロパガンダを刷り込んでいるのですね。

アメリカ人ならその問題ある教育をただし、史実を学ぶように働きかけるべきでしょうに「日本人の説明が悪い」って……結局「日本が悪い」ですか(苦笑)

そういう事情があるから説明に注意が必要という話の主旨はわかります。
が、自国の姿勢をただすようなことはせず、こちらにだけ注文を付ける「上から目線」な態度には反発を覚えます(谷山氏の表現方法にアメリカ人が反感を持ったように)

まあ、アメリカが自国民に何を教えようと勝手ですが、そういう史実とズレのあるプロパガンダを刷り込んだ場合、結局アメリカによくない結果を招くんじゃないかと思います。
1961年から1966年まで駐日大使だったライシャワー氏が著書で語っています。
(以下「ライシャワーの日本史(原題:JAPAN The Story of a Nation)邦訳1986年版」より抜粋)

「アメリカ人は、日本の戦後改革をとかく自分たちの手柄にしたがる。確かにアメリカの占領政策は、改革の針路設定に寄与するところが大きかった。だが、その後の事態を決定づけるうえでは、それとは別のいくつかの要因のほうが、ずっと大きな意味をもっていた。日本国民のもつ一致協力して力いっぱい働く適応力、国民全体の教育水準の高さ、高水準の行政能力、すぐれた組織化の才能と工業生産の専門的知識、さらに選挙および議会政治という民主的制度にかなりの経験を積んでいたという実績――かりに日本人がこうした資質を備えていなかったなら、アメリカが試みた改革も、おそらくは果てもしない混乱の海にのみこまれてしまったであろう。」

「不幸にしてアメリカ人は、日本の改革達成はすべて自分たちの力量に負うものであると思いこんだ。それゆえアメリカ人は、その後、世界各地で同じ試みを追求したが、それはときとして惨憺たる結果に終わった。それらの場所では、日本でほしいままにしたような権力をもちあわせていなかったし、その地の国民もまた、日本人のような欲求と経験と手腕に欠けていたのである。」

イラク戦争後、戦後処理をどうするかとなった時、アメリカから「我々には日本の戦後改革を成功させた経験がある。だからイラクでもできる」という声が聞こえてきた覚えがあります。

上記の著作はイラク戦争よりずっと前に書かれた物(英語の初版は1981年)ですが、記述通り「惨憺たる結果」になっています。
教育って大事ですね。
長いコメント失礼しました。

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