[2] 光市母子殺害事件で元少年に死刑判決

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Gくん
2008/04/25 01:09 AM
こんばんは! 元祖たかさんや八王子さんのご見解参考になりました。
この裁判長、尊敬しますね! 安田弁護団の荒唐無稽な新供述についての立証活動を、弁論段階では黙って聞いて自由に主張させていました。
ボクなんか、途中この主張がひょっとしたら通るのではないかと不安になったこともあります。しかし、この判決ですからね! 弁護団はショックでしょう!

それと、弁護士の弁護活動について、ある検察出身の弁護士さんががテレビで、「弁護人は職業上法廷”内”では、あらゆる手段を用いて、被告を弁護すべきだ! しかし、同様の主張を法廷”外”でプロパガンダ的に主張をすべきではない」とかの趣旨のことをおっしゃって、安田弁護団を批判していました。
まさにそのとおりだと思いました。
G・F
2008/04/29 10:20 PM
元少年は、幼少時から父による虐待を受けてきました。父の虐待はひどいもので、殴る蹴るはもちろん、逆さまにされて頭から水風呂に沈めるなどの暴力もあったといいます。そして、「結婚して子を作ろう」などと言われるほど依存関係にあり、最愛の存在だった母親は、元少年が中学生のときに首吊り自殺をします。しかも元少年は、母親の首吊り自殺姿を目撃してしまったといいます。生育環境は異常です。
ですから、私たち普通の大人が、元少年がどんな精神状態で本件犯行に至ったかなど、想像のしようがありません。
そもそも犯罪者に刑事責任を科すことができる根拠は、悪いと分かっていたのに、あえてその悪いことをしたことに対する道義的非難です。日本の刑法では、14歳以下は刑事責任を問われず、日本の少年法では、18歳未満は死刑にはなりませんが、これは精神が未成熟な者に対しては、普通の大人と同様の道義的非難が加えられないからです。だとすると、元少年に対して、普通の大人と同等の非難を浴びせることが果たしてできるのだろうか、という疑問があります。
ところで、マスコミに徹底的に叩かれた弁護団の主張は、(中略)
たしかに普通に聞いたら全く馬鹿げた言い訳であり、およそまともな主張とは思えません。ただしそれは、元少年が普通の18歳の青年ならばの話です。しかし、元少年は、幼少期から虐待を受けて、発達レベルも4,5歳という非常に幼稚な人格だとすると、上記のような馬鹿げたことを本気で思っていたのかも知れません。もしそうだとすると、それは私たち普通の大人の想像の域を超えるものです。

http://allabout.co.jp/family/lawabc/closeup/CU20080426A/

コピペで失礼しました。
不幸な生い立ちだったらしいし、幼い人格だったようですが、と軽く右から左に受け流す冷たいお考えをお持ちのようで驚いてしまいました。
事件の真相など二の次で善く、裁判は被害者遺族らの復讐の場であり、被告は命乞いをして聴衆である我々を感動させてくれ納得させてくれ満足させてくれと聞こえます。
「被害者の人権」「被害者遺族の感情」から敢えて離れて、この事件経緯を客観的に捉え直して、真相に目を向けた上でも、やっぱり、、、というご見解でしょうか。
被告の「被害者さんでっしゃろ、調子のって云々」という手紙は、拘置所で知り合いになった文通相手の少年Aの背後に検察がおり、挑発して書かせたものです。つまり、検察が被告を意図的に誘導して書かせたのもです。マスメディアはこれからも一切取り上げないでしょう。
一応、yahoo動画で昨年6月からの弁護団の記者会見の様子がいくつかノーカットヴァーションで見れますね。今回の差し戻し審の一連の経緯は死刑廃止論者による死刑廃止運動の一環だったと決め付けられているようですが、当然、それら全て見た上でご自分で下されたご意見でしょう。私も、以前は橋下氏の発言を鵜呑みにして同じように考えていたのですが、弁護団の記者会見の様子を視聴し、マスコミがいかに一方的な印象操作を行っていたのかを痛感してしまい、疑念を抱いてしまったところです。

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