[2] オバマ大統領の広島訪問を基本的に歓迎します

Comments


ケロ
2016/05/24 03:18 AM
★ほいさんへ

全くその通りですね。
捕虜同行を知った時は愕然としました。
相殺など到底出切る筈はありません。
広島の皆さんがこの元捕虜達にどんな暴言を吐かれるのかと考えるだけで、腸が煮えくり返る思いです。

★阿羅漢さんへ

>戦時中日本もアジアで数多くの蛮行を重ねました。

とんでもない間違いです。
日本史を正しく勉強しなさい!。
戦争法規をを最も守って戦ったのは日本軍です。
そんな史実も知らないのですか!?
自分は悪い事をした、と素直に認めて謝罪できる良い人間だ、とアピールしたいと言うのは、貴方の勝手な自己満足に過ぎません。
その貴方の勝手な自己満足、自己陶酔で、日本の為に命をかけて闘った英霊の皆様をを貶めるのは絶対許されない。

★すぷーさんへ

原爆投下は大犯罪だと断定できます。人種差別による明らかな人体実験です。もう遥か昔から知られている事実です。
上記の taigenさんのコメントに貼られているURLを見て確認しなさい。
意味不明な屁理屈を長々垂れて自己満足する等とは、愚かな左翼と同じです。
自分だけの勝手な自己満足、自己陶酔で日本を貶める自己中な日本人?の何と多い事か・・・
BIRD
2016/05/24 02:44 PM
原爆投下は人類最悪の大虐殺。大罪。
いや、人間の所業ではない。
まさに悪魔の為せる暴挙。
すぷー
2016/05/24 07:37 PM
>ケロさん

以下は私が別の人のブログのコメント欄に書いたものですが、これが私が「原爆投下が犯罪だと断定できるものではない」と考える理由です。

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原爆投下が人体実験だったかはともかく、犯罪だったと断定できる状態ではないと思います。

皆さんが原爆投下が犯罪だったと断定する理由はハーグ陸戦条約を根拠とされていると思います。
この「条約」というのも国際法を形作る一つの要素なのですが、もう一つの要素である「慣習法」 ─多数の国家間で慣行とされているか─ が断定を防げている理由であると、私は考えます。

戦争というものの歴史を考えてみましょう。
元々戦争は政策や現状を劇的に変えるために行われていたもので、感情の発露を伴うものです。
だから当然無法状態となります。
戦争は本来、物資は略奪し放題、一般市民は虐殺し放題というわけです。
しかしそれではあまりにも残酷だということで、歴史を下るにつれ、捕虜の扱い方や非戦闘員の扱い方を規制する条約が制定されてきました。
ハーグ陸戦条約もその中の一つです。

一方、もう一つの要素である慣習法なのですが…
第一次大戦後、イタリアのジュリオ・ドゥーエという軍人が「制空」という戦略論を発表します。
航空機で敵の政治の中枢や工場などの戦略施設を破壊すれば短期間で戦争を終了させることが出来るというわけです。
戦争で多大な犠牲を払った各国は、その思想に注目、各国で空軍が創設されはじめますが、その戦略論の中に「総力戦では国民も国力を支える一つの要素なのだから国民を標的にするべきである。攻撃にさらされた国民は戦争終結を叫びだすので早く終わらせることが出来る」という無差別爆撃論があったことが、第二次大戦に影響を与えることになります。

この戦略論は各国で研究されますが、この理論を最初に実行したのがドイツで、スペイン内戦中にスペイン北部の街ゲルニカを実験的に無差別爆撃します。
この爆撃で一応の成果があったと認識したのか、ドイツは第二次大戦開戦直後のワルシャワ空襲やベルギー侵攻、そしてロンドン空襲でも無差別爆撃を実行し、その報復としてイギリスも無差別爆撃を開始します。
一方、ソ連も1941年にフィンランドとの間で始まった継続戦争でも無差別爆撃を実行することになります。
このように、欧州では、日米開戦までの間に、既に無差別爆撃が敵味方双方で行われるようになっています。
その後、アメリカも対日攻撃で無差別爆撃を行うので、もはや常態化したと言ってもいい状況になったと言えるでしょう。
つまり、この流れでは総力戦では無差別爆撃を容認する一つの慣習が成立していたと考えることが出来る可能性があると思います。
広島・長崎への原爆投下の目的は複数の理由が考えられますが、この無差別爆撃論の流れに乗っている可能性は高いと考えられるのです。

そして平和条約の締結。
「世界がさばく東京裁判」という本を監修した国際法学者の佐藤和男氏によると、平和条約は「(戦争の)全面的忘却」の精神に基づき、双方とも戦争犯罪を免除する「アムネスティ条項」が付随していると考えるのが慣習となっているとこの本の中で書いています。

結論として、アメリカの原爆投下は、国際法違反の可能性が不明瞭である上に、平和条約の締結により犯罪の追及も既に免除されていると考えられると思われます。
ただ、戦後の国際世論は人道犯罪は時効を設けず追及するべきという考えが出てきています(慰安婦問題が人道上の問題にすり替えられたのも、これが念頭にあったのかもしれません)。
原爆はハーグ陸戦条約第23条5条「不必要な苦痛を与える兵器、投射物、その他の物質を使用すること」の禁止に違反しているという説を唱える人もいます。
この考えからなら追及出来る可能性があるのかもしれませんね。
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人道的な考えから犯罪だというのは理解できます。
しかかし犯罪だというからには法的根拠が必要なのですよ。
私はこの点がはっきりしていないと思うのです。

戦争というのは、本来は略奪・虐殺なんでもありの無法なものなのです。
少しでもタガが外れれば、戦争本来の姿が顔を出します。
そして国際法というのは、ひとつ前に書いたように「国家の都合や情勢の変化によって扱いが変化するもの」なのです。
国内の刑事事件のように、法に書かれていることと違うことをしたから何が何でも罰しなければならないというものではないのです。
誤解を恐れずに言えば「みんなで破れば怖くない」の世界であり、場合によっては「破った方が正しい」ことになってしまう世界なのです。
(だからそれに備えなければならない。相手がどんな抜け穴やロジックを使って軍事行動を起こすかわからないからですね)

第二次大戦でなくとも、このような例は調べれば散見されます。
最近の例で言うならば、ロシアがクリミア侵攻で占拠したクリミア半島は、半ば既成事実化されようとしていますね。

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