Comments
- 2006/09/05 07:15 PM
- 皇族たる要件は血統と制度の両方の要素が必須です。
たとえ皇統の血脈を引いていようが皇族となる手続きを経ていない(もしくは皇族を離脱した)場合には皇族と呼ばれませんし、皇統の血統を引いていない男性はどんなにがんばっても皇族にはなれません(皇族に嫁いだ女性はのぞく)。
GHQによって戦後むりやり皇籍離脱させられた旧宮家は、血統の方は申し分なし。手続き上、皇族復帰をすれば、その瞬間から皇族たる要件を満たしますので、何の問題もありません。そして旧皇族が復帰することが「誰でも殿下となれる道を開く」ことには絶対になりません。ちなみに「人臣に降下して三代」というのがどの宮家を指すのか不明ですが、2代目がご健在の旧宮家も当然あります。
余談ですが.さんは皇族復帰の例が平安時代の一例(おそらく一時期源定省となられた清和天皇およびその子源維城(醍醐天皇))しかないと思っておられるようですが、それはあくまで一度臣籍に下ってから皇位に就いた例であって、皇族への復帰だけなら、鎌倉時代の源惟康(鎌倉幕府7代将軍)・源忠房など、いくらでもあります。
たしかに現在の制度、宮家の数のまま行けばこのまま先細りは間違いありません。しかし、宮家をつねに15〜20程度の数に保っておけば、先細りの確率は大いに減退します。そのためにも旧皇族の復帰こそが急務だと思います。
- くっくり
- 2006/09/05 11:27 PM
- 皆さん、引き続きコメントをいただきありがとうございます。
今日は更新パスさせていただきます。ごめんなさい<(_ _)>
何かコメント欄が久々に皇室典範問題で盛り上がってるような気がします。いよいよ明日ですしね。きっと明日は朝からテレビは大騒ぎでしょうなぁ……。
あと、人気blogランキングですが、おかげさまで未だ「無効」にもならず、ランキング順位も一気に上がってきており、大変驚いています。
さっき覗いたら「政治」で14位、「日記・雑談(主婦) 」で11位でした。
皆さん、応援していただき本当にありがとうございます<(_ _)>
- 正しい用語を知ろう!
- 2006/09/06 01:20 AM
- くっくりさん
ご教示なんて言われると恥ずかしい限りです。ちゃんとした学者さんがメディアで誤解を解いてくれればいいのですが、おそらく、現行法の専門家で尚且つ皇室の歴史にものすごく詳しい人とか、皇室史の専門家で現行法に超詳しいなんて人は、限りなくゼロに近いんだと思います(橋下弁護士あたりに、日本史専攻で大学院にでも行ってもらえればどうにかなるかなー)。
自分は両方に詳しいぞって自称する人はザクザク出てくる恐れはありますが。
長くなってしまって大変申し訳ないのですが、いだだいた質問に答える前に補足を加えさせて下さい。
お盆ごろテレビで放送された「男子でも皇太子になれないぞ」説をよくよく思い返したところ、
【ガセ訳】天皇の跡継ぎである「当代の天皇の子」を皇太子という。
の方が、その学者(?)の言い分に近いかもしれません。「皇嗣」は「天皇の跡継ぎ」で正しいのですが、彼は「皇子」をなぜか「今上の男子」と解釈していたようです。とにかく、その時代の天皇の子でなければ皇太子にはなれないんだ!って主張のように聞こえました。
勿論、先帝の男子も先々帝の男子も未来永劫「皇子」です。皇子は皇太子になれるので、順位が繰り上がれば、三笠宮崇仁親王様も常陸宮様も皇太子になる資格をお持ちです。勿論、秋篠宮様も。で、典範を読み返してみますと、
天皇との親子関係兄弟関係にかかわらず皇位継承順位第一位であれば、立太子を経て誰でも「皇太子、或は皇太孫」になれる。
の方が正しいようです。ゴメンナサイ。皇太子と皇太孫はまったく同じ役割で、呼称が違うだけ。皇太孫より皇太子が偉いわけでもない。だから、現実に皇孫(歴代天皇の孫・または歴代天皇の子孫)が皇太孫になったとしても、便宜上皇太子と呼ばれるんじゃないだろうか、と思ったりします。英語にしたらどっちもクラウン・プリンスなんでしょうから。
ご質問の件ですが、典範を読む限りでは、継承順位が上位の方々が健康上の問題を理由に順序を変えて欲しいと申し出れば一足飛びに第三位の方が皇太子(皇太孫)になる可能性は皆無ではありませんが、現実的ではないでしょうね。ただ、誰しもが将来の天皇であるという認識で接するのですから支障はないと思うのですが。
現在の皇太子様も30年以上、皇太子ではなく親王だったのですから、小さい時から皇太子と呼ばれなきゃ天皇になるのに相応しくないなんて言う人は殆どいないでしょう(何かにつけて難癖つける人は若干いそうですが)。ただの親王が将来天皇になるのは相応しくないなんて言い出したら、皇族の存在意義がなくなってしまいますからね。
ちなみに、私はつい最近まで皇太孫は皇太子の子だと思い込んでいました。知らないって恐ろしい。兎にも角にも、
今上陛下が千年も万年もご健勝で、紀子様が母子ともにお元気であることを願うばかりです。
[5] comment form
[7] << [9] >>