[2] 尖閣国有化?!まずは丹羽大使を罷免してからにして下さい

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青二才
2012/07/14 11:03 PM
どこかで読んだ記事で、以下のような趣旨の見解が書かれていました。はっきり覚えていませんので内容が原文趣旨と少々異なるかも知れません。

「中国政府と人民軍は基本的には一体だが、完全に一致しているとも思えない。今の政府は共青団が主導権を握っているが、人民軍は未だ上海閥・太子党の影響下に置かれている。胡錦濤主席の任期切れを前にして、両陣営間にて熾烈な権力闘争が繰り広げられている。日本領尖閣諸島について、人民軍と関係の深い上海閥・太子党は、比較的国際協調的(飽くまでも比較的)な共青団政権を『弱腰だ』と批判し、尖閣諸島付近の海域に出没させては武威を誇示し(実際には醜態を曝している)、中国人民のナショナリズムを煽り立てる。煽られた人民は同様に『政府は弱腰だ』と、矛先を共青団政権に向ける。その煽られた民意が権力闘争に利用されている。無論、共青団政府も日本から尖閣諸島を含む海域を強奪する意思を持っている。しかし彼らの手法は、もっと静かに忍び寄り、ひたひたと浸食する、例えば中国大使館土地問題、例えば水源地問題、例えば丹羽大使のような人物を籠絡し、中国側に有利に働くよう密やかに事を運ぶことを上策としているようだ」


仮に今の状況下で人民軍が日本領尖閣諸島を侵略した場合、「尖閣諸島は台湾国の領土だ」と主張(誤った認識ですが)している馬英九台湾国民党総統は、苦しい立場に追い込まれるのではないかと思います。その際彼が人民軍による尖閣侵略に対し、通り一遍の抗議で済ませるなら、彼が中国共産党の工作員ではないかとの疑惑は確信に変わるからです。

人民軍における影響力について、以下の記事も気になります。太子党所属の習近平氏がどれだけ胡錦濤派と手を打っているのか分かりませんが、上海閥・太子党が巻き返しに動くのは必定でしょう。
上述の見解を踏まえて、その巻き返しの手段として尖閣諸島への不当で野蛮な武力侵攻に繋がるのか、或いはむしろ共青団政府が「弱腰批判」をかわす為に敢えて対外的強硬姿勢に転ずるのか、いずれにしても危険度が高まりそうです。


軍は渡さない 幹部人事で胡錦濤派が勢力延ばす
2012.7.14 19:32 (1/3ページ)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120714/chn12071419330002-n1.htm

(冒頭抜粋)中国人民解放軍の最高指揮官である軍事委員会主席を兼務している胡錦濤国家主席は今月に入り、腹心の王登平中将を南海艦隊トップに抜(ばっ)擢(てき)するなど、一連の軍幹部人事を発令した。今秋の党大会で共産党総書記を引退する胡主席だが、軍事委主席のポストに留まる狙いがあるとされ、人事を通じて軍内における自身の影響力を高めたい思惑がありそうだ。(略)

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