[2] 護憲派共感?!「サイボーグ009」第16話“太平洋の亡霊”

Comments


crow
2011/09/14 02:31 AM
結局は「戦争」と言うものについての教育が欠落している為かと。
ま、戦争についての教育と言うと、決まって「センソウハンターイ」とか「グンカノオトガー」とか壊れたスピーカーが五月蝿く鳴り出すのが一番の癌なわけですがね……。

さて、こんな言葉が有ります。
「貴方が天国への道を求めるならば、先ず地獄への道を熟知せよ」と。

地獄への道を熟知すると言う事は、「それを選ばない」選択肢がとれるようになると言うことに他なりません。

戦争についても同じ事が言えるでしょう。
「戦争を知る」と言う事は「戦争を回避する手段を探る事が出来る」のです。
戦争を知らなければ、戦争を避ける手段を模索する事はできません。何故なら戦争と言うものが何かを知らない為です。
そして往々にして、平和主義者はこの部分が欠けています。
「平和主義者(パシフィスト)こそが戦争を引き起こす」と言われる所以ですね。

しかしながら、残念な事に世界と言うのは十全でも何でもないわけであって。
自分が幾ら注意していて、完全に地獄への道を避けていたとしても、自分ではない他の誰かが、「貴方を地獄への道に誘う」ミス(時にミスではなく故意かもしれませんが)を犯してしまうと言う事もまた普通に起こる事なのですが……。
panme
2011/09/14 02:32 AM
同じアニメでもこんなアニメもありました。
今なら放送できないかもね。

第16話「キャシャーン無用の街」。
破竹の勢いで進撃するアンドロ軍団は、巨大な武器製造工場のあるブッキー市を次の攻略目標に定め、その隣町のハテナイ市を駐屯地にすることを決定した。それを聞いたハテナイ市では緊急会議が開かれたが、ここでは逃げるか戦うかの議論は起こらなかった。
というのもハテナイ市の市長は絶対平和主義者であって、彼の一存でハテナイ市の降伏は最初から決定していたからだ。

「いくさによって、この街が破壊されるのを望みません。同時にまた、戦いによって私たちの尊い命が失われるのを望みません。例え戦っても勝てる相手ではないのです。みなさん、私たちは軍団に服従するしかない。人間としての誇りさえ捨てれば平和が約束される。恥がなんです! 人間の命ほど、大切なものはないのです」

議会は満場一致で市長を支持し、市民にはアンドロ軍団への絶対服従が通達された。
キャシャーンは議員たちに抗戦を訴えるが、迷惑だから出て行けと街を追い出されてしまう。
やがてブライキングボスが直々に率いる本隊がハテナイ市に入ってくると、街頭スピーカーからはこんなアナウンスが流れる。
「アンドロ軍団のみなさま、ようこそこのハテナイ市に。私たちは今日からロボットの皆様の手足となり、何事にも耐え、よろこんで服従を誓います」

市長以下の議員は公邸に集められると、さっそく服従の証しとして四つん這いにさせられ、その上にロボットたちが腰をかけた。人々はロボット工場に集められると、奴隷のようにムチで打たれての強制労働だ。
ブライキングボスは大笑いする。
「わはは、このようにして守るほど、平和とはありがたいものかな」

沈鬱な調子のナレーションが入る。
「人間がこころを捨て、ロボットに服従したとき、人間はもはや人間ではなく、一個の機械となった・・・」

大通りでは犬のように首輪でつながれた人間が、ロボットに散歩させられていた。
しかしキャシャーンが危惧したとおり、人間の忍耐にも限界があった。犬コロ扱いされた男は発狂してロボットに反撃を試み、惨殺された。それをきっかけとして、ついに人々の反乱が始まった。
抗戦を叫ぶ人々が市長の邸宅を包囲して、投石を始めた。

そんな騒ぎを収拾しようと、ブライキングボスは市長に、市内に潜入しているキャシャーンの殺害を命じる。
絶対平和主義者を自認する市長はいったんは銃口を向けたものの、「戦いは好まん」と言ってキャシャーンを逃がす。ところがその様子をブライキングボスに取り入ろうと目論んでいた議員の一人に目撃され、密告されてしまう。

キャシャーンはハテナイ市を諦めてブッキー市に移動しようとしていたが、そこへ瀕死のハテナイ市民が救援を求めてやってくる。キャシャーンが街に戻ってみると、すでに市民は全員虐殺され、廃墟だけが広がっていた。ロボットにリンチを受けて息も絶え絶えになった市長は、街を見渡して言う。
「これが・・・私のつくった平和か・・・」
しかし、市長は最後まで「自分が正しいと思っている」と言いながら死んでいくのだった・・・。

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