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- ミルル
- 2010/05/18 12:20 PM
- 産経はこの横流し騒動も記事にしています。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100517/plc1005172301023-n2.htm
>国会周辺では17日、「口蹄疫被害拡大は政府のテロに等しい」と題し、「政府が備蓄した消毒薬を民主党幹部が地元に流した」とするビラがまかれた。農水省は「国は消毒薬を備蓄する仕組みになっていない。ましてや『横流し』なんて完全な作り話だ」と否定するが、政府の対応の遅れが疑惑を招いたともいえる。
まあ、今ごろ対策本部とか、報道が少なく政府の動きが見えなかった事もありますけど、
それにしても、筆者も原文も不明な「マイミクの日記からの転載」をこんなに多くの人が信じ、行動していた事に驚いています。
- えいと@
- 2010/05/18 12:30 PM
こんにちは、えいと@です。
タオル、ボランティアの件、ありがとうございます。
私のブログの方も訂正しました。
くっくりさんのおっしゃる通り、最近の情報で動く必要があると思います。
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「朝4時。2時間しか寝てないのに目が覚める。
牛舎に入り、1頭1頭ヨダレは出てないか、水泡は出来てないか、びくびくしながら見て回る。
最後の1頭を見て、
「あぁ、良かった。今日も出て居なかった。」とため息を付く。
それから2時間の消毒作業。念入りに隅から隅まで消毒をする。もう、消毒剤も残り少ない。
それが終わると餌やり。本来の餌の量よりちょっとだけ多めにやる。
もしかしたら、今日が最後の餌やりになるかもしれないから。
ちょっと気の荒いヤツ、臆病なヤツ、おとなしいヤツ…
色んなヤツが色んな顔で楽しみに餌を待ってる。
みんな子牛の時からミルクを与え、餌をやり、病気をしたら治療して…、うちの牛はみんな自分の子供だと思ってる。
昨日発症した川南の農場…
うちの牛が行ってる。
年間100頭以上の子牛を売るけど、みんなどんな子でどこに行ったか覚えてる。
人慣つっこくて、元気な子だった。もうすぐ、薬を射たれ殺される。
朝食を取る。もう冷蔵庫には味噌と煮干しかない。買い物にすら行けない。
米だけは大量にあるがw
時間も無いんで簡単に朝食を済ます。
携帯が鳴る。
1日に何度なるだろう。その度にびくびくする。
電話に出る。
「○○んとこが出た…」電話の向こうで泣くように叫ぶ。
…大学の同級生だ。
明るくていつもバカばかり言ってるヤツだった。卒業して、2年会社努めをして、実家を継いだ。規模を拡大し、いい牛を出していた。熱くて、一生懸命なヤツだった。
口蹄疫。もう、廃業するしかない。
雌の子牛は大体40万くらいする。それを買って、種を付けて、10月して子牛が産まれ、3年手塩にかけて育て上げてやっと肉になる。
牛舎が1000万、機材が500万、機械が1000万、母牛が100頭で4000万、回転資金が1000万。
全頭殺処分。
補償金は母牛の4000万の4/5、3200万のみ。
莫大な借金のみが残る。
口蹄疫を出したら5年は牛を入れられない。
口蹄疫が出た牛舎や農場の機材や機械は、同業者には敬遠され、売れない。
一昨年、結婚して、
子供が出来て、仕事にさらに熱くなり、
飲む度に子供の自慢ばかりして、
「お前も早く子供作れよ」と笑っていた。
もう廃業するしかない…。
子供と奥さんを守る為に離婚するだろう。
もしかしたら…
ソイツに電話してみたが、電話には出ない。
俺には今ソイツの所に行ってやる事もできない。
何もしてやれない。
涙が止まらない。
今は自分を守る事しかできない。
毎日、何人もの仲間が消えていく。
今、仲間内で電話で話すと必ず言う言葉がある。
“仇、討とうな”
消えていくヤツはみんな一生懸命で、牛を愛するヤツばかり。
俺達が口蹄疫から生き残り、いい牛を育ていい肉をつくる、消えて行ったヤツラが愛し作り上げた宮崎の畜産業と血統を守る。
それが仇討ち。
俺達に出来る事はそれしかない。
一刻も早い沈静化を祈っています。」
これが、報道されない(させていない?)宮崎の現状です。
みなさん、助けてください。
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現場の方の叫びです。。。
もう涙があふれて仕方がないです。。。
こんなになるまで放置した赤松大臣、全く機能していない政務三役…!
いったい政府与党は何をしているんでしょう。
これは「人災」です!
今頃「対策チーム」ですか…?
遅すぎますよ…。
許せません…!
えいと@
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