Comments
- 忖度
- 2016/08/28 06:48 PM
- 追伸です。
帝位は養子を否定していることは、皇族宮家が養子を否定する旧皇室典範に明らかです。
先例として東伏見宮家は久邇宮家から養子を摂りますが、宮家祭祀を継承するも臣籍降下しております。米GHQに無理矢理なされたものではないのです。
したがって現在の東伏見家は青蓮院門主家ですが、宮家として再興するとしても久邇宮家にとっての養子となってしまい、もちろん東伏見宮家は血統すなわち皇統が途絶えている訳ですから、やはり何れも不可と思われます。このように伝統的皇統は、単なる血統で帝位を定めているのでもなく、皇統たる祭祀継承と一体の血統である史実が重要です。ですから女帝も一代限りで否定されなかった歴史を抜きには現代で成立しえないのです。
摂政を否定される大御心も、「人格や能力が優秀で所作として行事を遂行できるのであれば帝位は誰でも可」とする愚論を避ける御叡断に他なりません。
- 弓取り
- 2016/08/29 01:17 AM
- 限定的な特別措置法しかないように思います。譲位は「お家騒動」を連想します。複数の権力志向者らのかつぎ物にされてしまい社会の混乱を招く可能性が高いでしょう。
生前退位なんて言葉は、マスコミのキャッチコピーにしか聞こえません。
小林節には驚ろかされました。
- 忖度
- 2016/08/29 07:16 PM
- 投稿追加〜くっくりサンの絶好の記事、本当に勉強になりましたので、駄論ながら御礼のつもりで。
摂政を避けられた大御心、これは政治の差配で後継を女帝にする恐れが現段階ではあるからでしょう。摂政を背後で操作し、女帝を大御心と擬して即位させかねない。皇統の連綿に何の責任もない女帝の皇位継承は、人気投票すなわち傀儡に堕しかねない。この恐れは民主(民進)や共産の野党どころか、現に二階という自民重鎮が突然に女帝発言する等にも萌芽されている。
ご譲位を一代限りとされていることも、人気投票的女帝を即位させんがため、退位を迫るか、皇統に責任無き女帝を後継に強制する危険が帝位を襲うことが今は防ぎ得ないからです。
聖上の聖慮の深きことよ。
皇統に責任ある女帝の即位には、宮家再興と、その前提となる女御、側室の設置が求められる。
法律云々申される向きには、そもそも内縁の妻は内縁といへども法律上の地位を有している。むしろ現代の下々の内縁関係に比べれば恵まれた地位が皇室にはある。宮家の設置に結実するからです。
したがって皇室が女御を設けても現代日本人の家庭観念等良風道徳倫理を破壊する等という論は、内縁の否定すなわち法の否定という革命的飛躍がある。
保守有識は、女帝の肯定や否定いずれの立場であっても、皇位の継承を保証する制度の明示が普及せざるを反省して議論を再興しなければならない。
繰り返すが、女御側室あれば宮家も興せるし、そうした宮家があれば女帝といえども後継を皇統とする責任を全うすることが出来るのです。
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