Comments
- くっくり@管理人
- 2013/06/14 01:47 AM
- 青二才さん、コメントありがとうございます。
青池保子先生はヨーロッパには造詣が深くていらっしゃると思いますが、アジアはどうでしょうか。天安門事件とかそのへんはあまりに血なまぐさすぎて、少女漫画には向かないように思います。
番外編(NATOだけが出てくるシリアスバージョン)では、たとえば冷戦下の東西ドイツで西への脱出者の射殺に絡む事件…などは取り上げられましたが。
中華思想丸出しの王と、李剣光の「私の伯父は中国共産党の幹部でね」が限界ではないでしょうか。それでもこれが20年近くも前に少女漫画誌に載ったことはすごいと思いますが。
- 青二才
- 2013/06/14 09:50 PM
- 確かに天安門大虐殺は、特に少女漫画では描きづらいでしょうね。
人道や人権といった「一定のルール」を大きく逸脱している辺りが、この漫画の少佐の言うところの「おれは長年、旧KGBと戦ってきたが、相互に一般民間人を巻き込む事を禁則としたルールがあった。おれ達の仕事にも通すべき筋があるんだ。だがこいつはまるでルールを知らん。強引でタフなだけに始末が悪い」に繋がる、ような気がしました。
この「李剣光」という人物、20年近くも前に刊行された漫画の中の人物なのに、どこかで聞いたような氏名だと思いましたら、民主党政権時に発覚した「中国書記官スパイ疑惑事件」にて、農水省から機密情報を不正に盗み取った疑いの強い「李春光」工作員と、氏名が似ていますね。この人物も、どこかで「ぬけぬけと外交官をしている」かも?
漫画の話から横道にそれてしまいますが、安倍内閣が続く数年の内に、スパイ工作員防止法制定の動きが出てくると思います。
その際、谷垣法務大臣の賛否が今から気になります。私は谷垣大臣を比較的善良な政治家と見ていますが、この点は…
[ウィキペディア 中国書記官スパイ疑惑事件]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E6%9B%B8%E8%A8%98%E5%AE%98%E3%82%B9%E3%83%91%E3%82%A4%E7%96%91%E6%83%91%E4%BA%8B%E4%BB%B6
>今回のケースは、中国の外交官がスパイとして立件された初の事例となった(日本の法律にはスパイを罰する法律はないため、別件での立件となる)。
>当該一等書記官は、中国人民解放軍の情報機関「中国人民解放軍総参謀部第二部」出身とされる。
>中国の諜報工作はロシアや北朝鮮のそれとは異なり、大人数で合法的な方法を使って情報収集を行ったり、有力者を親中化させて自分たちに有利なように操るなど、世界的に見ても独特な手法をとることが多く、事件化することが極めて難しい。
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