[2] 江戸時代を見直そう

Comments


2010/03/24 12:04 AM
ただ長く続くだけだったら、明や高麗も長く続いていますからね…江戸幕府の違うところは、倒れたときに幕府の人たちが皆殺しにされたりしなかったところでしょう。もちろんそんなことをすると人材を失うとか動乱が起きるとか現実的な利害があったんでしょうけど、大きな恨みを買っていなかった、支持されていたから幕府側の人たちを活かすことが可能であったんだと思います。
koku
2010/03/24 12:31 AM
>厳しい身分制度の下、武士や代官といった特権階級の人たちに、農民をはじめとする庶民は虐げられていた。
 過酷な年貢の取り立て、気分次第で切り捨て御免、ひたすら怯えて暮らす日々。

私もそういう印象を持ってました。カムイ伝とか読んで、農民がんばれとか思ってました。でも考えてみたら、農民は村に住んでて、侍は町で、普通は接点がないんです。年貢以外は。だからふだんから悶着が起きるわけない。しかも村ってのは村方3役が治めてて立派な地方分権でした。農家の次男以降は相続する土地がないので、町へ出るか、養子に入るか、水呑み百姓かどれかにしなければならず、土地に縛られてたというのは変です。
結局、身分制度は悪いんだという思い込み、あるいは悪くなきゃいけないとか、そういうもので江戸時代は暗黒だったという伝説が作られたのかも。
身分制度は親の仇と言ったのは諭吉さんですが、英国には貴族がいて繁栄していたのに、西欧列強に追付き追い越せという方針なのに、そういうふうに言うとはなんか変です。

水戸黄門さんは、へんに誤解させますね。
hirunezuki
2010/03/24 12:32 AM
江戸時代ですか?日本は日本のよき文化がありそれを高く評価するのが外国だったりします。
例えば浮世絵など高名な作者のものが海外流出してると見たことがあります。悲しいことではありますが歴史のある伝統文化も保護されないとその流れは留まることはないかもです。小学校から能や歌舞伎、落語の親しむ授業があっていいかとこのごろ思います。江戸時代は最後の将軍の本しか読んだことないですなぁ。
腰抜け外務省
2010/03/24 12:47 AM
いえいえ、

>ゆるい身分制度、
百姓から家老クラスへの抜擢は比較的当たり前。緒方洪庵のように旗本にまでなるケースもありました。(養子制度が抜け道だったみたいですね。)

>過酷な年貢の取り立て
四公六民が平均でした。一揆がおきれば大概、幕府からのおとがめ。(最悪お取り潰し)

>切り捨て御免
切った方も最悪切腹、お家断絶。

ちなみに江戸時代の司法制度は鎌倉時代からの判例主義に基づき、かなり公平な裁判が行われていました。

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