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- 大阪府民の母
- 2017/10/13 08:53 PM
- 入れるところがないというのはよく耳にします。兵庫に住んでいる友人も 公明党と共産党しか立候補していない でも比例があるので行く と。(えらいなぁ)こういうところも選挙離れしてしまう原因なのでしょうね。
- kennel
- 2017/10/14 08:04 AM
- くくっりさんのツイートを見て。
小林よしのりが、単語の本来の意味においての左翼の本性を表して、妄想的理想論を繰り広げていますな。
確かに、英国発祥の政治思想では、政治家に倫理を求めません。社会契約論の伝統にのっとって、「政治とは、怪物的な権力を揮うものである」という思想が根底にあり、その上で、「政治家は悪人でなければ務まらない。だから、政治だけをきちんとやってくれれば文句は言わない。その代わり、メディア一丸となって監視して、変な政治をすれば、次の選挙で落とすぞ」と、まあ、私が要約すると、こんなに通俗的になってしまいますが、大筋、間違いはないものと思います。
ところが、(以下、35年くらい前に読んだ小室直樹の著書を必死に思い出して書きますが)日本では、儒教的為政者観を日本式に受容して、独特の政治家観を持つに至ったそうです。
儒教では、「学徳の具わった聖人が為政者になれば、うまく治まった世が実現する」という思想があります。日本では、これが逆になって、「為政者は、聖人たるべきだ」という思想になったのだそうです。
小室はここから、小林と同じく、政治家に倫理を求めるべきではないという論を展開していたと記憶します。
しかしですよ。日本のように長い伝統と牢固たる国民性をもつ国で、そんなに簡単に文化が変わるものでしょうか。
何より政治家は、何をおいても選挙に当選しなければ、自分の政策を実現できないのです。
いくら小林が理屈を説いても、有権者の文化を変えることができるわけがない。ガソリン・フリンのダブル・リン候補者は、苦戦するんじゃないですか。
そして、落選すれば、小林は「だから大衆はバカだ」と罵るでしょう(最近の小林の悪罵は本当に酷い。『わしこそ真の保守だ』と威張るのに、日本人のメンタリティーを欠いていることの証拠です)。「本が売れたからと言って、日本人の文化を独力で変えられると考えているのか。『戦争論』の成功体験が忘れられないのかもしれないが、あれは、保守回帰・左翼退潮の論壇の波・社会の風潮に乗ったからこその売れゆきだ。思い上がるのもいい加減にしろ」と言いたい。
ところで、日本のメディアは政治の監視は二の次、スキャンダルの監視、政権批判のための批判を監視と勘違いしている。
しかし、ネットのカウンターが確実に功を奏しているのは、選挙の結果予想でも推察できます。
これで、だんだんテレビの視聴率、新聞の部数が下落して、スポンサーが離れていくでしょう。楽しみです。
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