Comments
- チッチョ
- 2016/08/27 10:30 PM
- 痴呆老人を持つ身として、今回のお気持ち表明を拝見して「ああ、陛下は痴呆が始まったのだ」と認識したのですが、いかんせん諌める人もいない状況では(利用する人間はいるでしょうが)政府が出した「一代限り」の案は上手い回避かもしれません。
第二の玉音放送とも言われるお言葉を拝聴して釈然としない気持ちになりましが、無知な私には、そのモヤモヤを言葉では説明出来ずもどかしく思っていました。こちらの素晴らしいブログで、モヤモヤが晴れました。
http://blog.goo.ne.jp/soraoayumu
「伝統の破壊者」この連載(今も続いています)だけでも読んでみてください。
>皇室と安全保障の話は、また別か…。
小林節、皇室の件ではまともな気がする、不思議・・・。
- 忖度
- 2016/08/28 06:24 PM
- 例えば天皇号でも追尊という制度がありました。
参考:追尊天皇、不即位太上天皇、歴代天皇列記経験女帝
http://distelfink.na.coocan.jp/tsuison_top.html
時代の産物で一時的な制度と捉えても良いのでしょうが、皇統を全うするということは在位が全てではなく、皇族そして臣民に関わる問題だ、とも言えます。
また、皇女に関する議論が現代の有識者の間で圧倒的に不足しています。
参考:歴史のなかの皇女たち
編著/服藤早苗
https://www.shogakukan.co.jp/books/09626128
「譲位を一時のものとしたい」大御心を発せられていることは「摂政」を否定されたことに明らかな筈です。
これは譲位が簡単なことではないからで、譲位された今上陛下ご身分等が性急に定められて皇統に影響を及ぼすことを避ける御叡断に他なりません。
帝位に就いて無い者が國民統合に関する大御心を壟断する愚による混乱を避けたい御一心。
なほ歴代女帝は皇統存続のために尽くされた史実も、これを成し得る制度(宮家、女御という俗に申せば側室)があったればこそ。
そうした制度があれば女帝を否定しないところ、不在のため女帝を肯定もしない。摂政について明言されたにも関わらず女帝に言及されないのは、ここが肝要かと。すなわち帝位が分断されないこと(皇統が乱れない保証)が先決だが、現時点での摂政は帝位と同じ権能が重複して発生することが避けられないので、これは否定されているのです。
女帝も皇統保全を優先することが明白ならあるのでしょう、例えば後継が秋篠宮家であることや他の宮家再興等確定できる制度が成立すれば。
しかし、そうした議論が成熟していない危険の多い現在ではナシとせざるをえないでしょうね。
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