[2] 韓国メディアの歪曲に日米歴史家が困惑

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戦後政権日本国・日本は未だ占領下
2015/05/15 12:09 PM
 ついでと言っては何ですが、

 南朝鮮では女子挺身隊の徴用はなかったそうです。
 どういうことなんだか・・・・。

在日朝鮮人から見た韓国の新聞
裁判に勝つためならウソも辞さないニセ徴用者たち
http://blog.livedoor.jp/kanedashoji70/archives/30097980.html
すぷー
2015/05/16 05:20 AM
UIさんが紹介されたブログの主で、署名者の一人である小山エミという人物は、そのブログの中で「これ(声明文)は安倍首相と日本政府の姿勢を非難するものだ」と主張していますね。
しかもその姿勢とは「政治による歴史の改竄」だそうで。
この主張によると、発起人の一人であるダデン教授は"歴史改竄の危機"を感じたために行動したそうです。
そしてこの署名者はくっくりさんも紹介された東洋経済オンラインの記事の声明文の解釈を否定し、彼は発起人でも共同署名者でもないのだと、浅野教授の「これは安倍首相に向けた声明文ではない」発言すら非難しています。

しかしその浅野教授は、Twitterや東洋経済オンラインの記事で分かる通り、同じく発起人の一人であるジョルダン・サンド教授らと共に声明作成を手伝い、長い時間をかけて三人の間で「英文・日本文で内容を熟考し、文面も日英で整合性がとれるように正確で慎重な作業」を繰り返し、日本語に翻訳する作業を行った人物です。
そして浅野教授は「英文も日本文も共に正文だ」といい、東洋経済オンラインの記事によれば「ダデン教授は内容を主導していない」と発言しています(これらについては、この署名者は否定してません)。

そうであるならば、「内容を主導していない」ダデン教授とこの署名者の思いをもって「安倍首相に向けた声明文ではない」発言を否定するのは不適当ですね。
作成した声明文の主張が、この二人の思いとはズレている可能性は十分あります。
何を主張したかったのかは声明を作成した三人に聞くのが一番でしょう(そのうちの一人が安倍首相に向けた声明文ではないと言っているのですけどねw)。
まあ何にせよ、声明文の意味は署名者の思いではなく、その文章の解釈によって行われるべきものであるはずです。
それが常識でしょうし、反日色を薄めなければ多くの賛同を得られなかったと書くほど思いは多様だったようですから。

しかしこのブログ、他にもツッコミどころありますね。
"韓国や中国で歴史がナショナリズムの資源として動員されていることが本題ではない"どころか、声明文では「(慰安婦問題が)韓国と中国の民族主義的な暴言によっても、あまりにゆがめられてきました」と、署名者の主張と違って本題が歪められてきた理由としてあげられていますし、"米国が負の歴史に向き合うことに苦悩していることを書いていることは反日だと思われたくないため"に至っては、逆説的に言えば、ただの飾りの文章だと言っているようなものです。
他にも"この声明を出したのは、他の状況と比べても日本の慰安婦問題が危機的な状況になっている"からだそうですが、それでは訴えたのに全く話題に上らない、それどころか同じ国民からさえ無視され歴史の中に埋もれてしまいかねない朝鮮戦争での韓国人慰安婦の問題は危機的な状況ではないのでしょうか。
そして同じく話題に上らない、韓国人慰安婦よりもずっと人数が多いとされる日本人慰安婦について、「反日でもなければ無知でもない」研究者たちはどう思っているのでしょうか。

この歴史学者の声明文は、素直に読めば、(文中で触れられている慰安婦問題の真偽は置いておくとして)日本が慰安婦問題を主導して解決し、それを元にアジアや世界の男女や人種、民族などの人権問題の解決へ向かうことを期待するものであると読めるのですが。
ただ、安倍首相が先の米議会演説で人権や平和の大事さを説いたので、それをきっかけにして動いてほしいと言ってると思うのですね。
ところがこの署名者は日本の慰安婦問題だけ、しかもその中での中韓という特定の民族の人権問題だけを問題視し、その他の人権問題は声明文の中に出てくるものですら"反日色を薄めるため"などと問題提起を否定するありさまです。
この人、本当は自分が思った通りの慰安婦問題のことを安倍首相や日本政府に認めさせることだけに関心があって、人権問題になど関心がないのではという見方さえしてしまいます。

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