[2] すっかり忘れてたけど妹んとこが夫婦別姓(細切れぼやきも)

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事実婚歴17年
2009/12/15 12:41 PM
こんにちは

今回はちょっと事実婚と同棲の違い、
というものを説明してみようかと思います。
どうも、みなさん、事実婚はたんなる同棲と同じ、
と思い込んでいらっしゃるようなので。
(わたしの男友達も最初はそうでした)


まず、一番大きいところが、住民票の記載になります。
住民票(世帯)を同一にする場合、
世帯主とその同居人を明記します。
その際に、夫(未届)あるいは妻(未届)という記載が認められています。
もちろん、どちらかがすでに既婚である場合、
上記の申請はできません。
お互いに法律的な結婚が可能な場合のみです。

この記述が事実婚であることを示す唯一の法的?証拠となります。

たとえば、健康保険。
以前いた会社では、上司から夫を扶養家族にすることを勧められました。
せっかく利用できる制度なので使わないと損だ、というアドバイスのもと、
ありがたく申請させていただいたのです。
その会社では、その後も何例か事実婚での扶養家族申請がされているようです。
この際に事実婚であることを証明してくれるものが、前述の住民票なわけです。
当時すでに認められていたということは、現在はもっともっと
そのような例が増えていると思われます。
みなさんのまわりにもそのような例、きっとあると思うのですが、
たぶん、気にされていないだけなのだと思います。
見た目で事実婚だなんてわかりませんから。

そうそう、ただし配偶者控除は受けられません。
でも、配偶者控除って必要ないと思っているので、
いらない派に属しています。

そして任意の医療保険も同様です。
法定相続人以外の受取人指定に必要となるのが、前述の住民票なんです。

住民票の記載1つでこのように扱いが異なります。

それと、うちは子どもに恵まれなかったのですが、
住民票での記載は、すべて「子」と記載されるそうで、
そこに差別や区別はなくなってきているようです。

現在の事実婚の状況とは、
戸籍制度がなかなか改正されないため、、
増加している事例を法律以外の部分で
フォローしようとあがいている、というところでしょうか?
そんな小手先のフォローではなく、
ここまできているのですから、きちんと法律で認めてください、
というのが事実婚側の主張です。

ちなみに、住民票の記載ですが、
(未届)がいやで同居人にしている方もいるそうで、
同じ事実婚実践者でもいろいろな例があるわけです。
結婚というのは、そういうものですよね?

それに、結婚ってそれこそ
個人的主観から始まるものだと思っているのですけど。
だって自分自身が結婚したいかしたくないか、
ってところからなんだもの。
ここに客観的余地ってないですよね?
そしてその主観的考えを周囲に理解してもらわなければならないのは、
同姓婚も別姓婚も同じでしょう。

この「同じ」という土俵に
同姓婚の方々がなぜ立ちたがらないのか、
これについてはきちんとした説明がないですね。
認められていないから、というのは、
現状の法律を振りかざしているだけであって、
その法律を変えてくださいという主張への
反論にはなっていないと思うんですが。

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