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- ZAQ ZIP?NG
- 2011/02/01 09:26 PM
- はじめまして。時々ありがたくROMらしていただいておりましたが、今回トゥギャッターから来ました。
サッカー日本代表を応援する日本人として、李選手の決勝ゴールは正直嬉しいものでした。彼の「日本人とか韓国人でなくサッカー選手として」という発言にはアスリートとして当然だと感じました。「”単に”日本人…」や「”いち”サッカー選手…」といった副詞など表現にもう少し配慮があれば、誤解を招かなかったかもしれません。
民族や国籍だけでは自身の素直な気持ちや、直感的な感慨を語るのが難しいと感じたのではないかと察する事は可能な範囲内でしょう。
しかしサッカー選手である前に、日本代表であり国際試合の代表であるという誇りに伴う責任から逃れる事はスノボの国母選手同様に許されないといった声があって然るべきです。
国旗国歌の重みを背負い、支えて応援する国民への期待に応えうるかどうかは誹謗中傷ではなく、賛否をもってお互いに両論を見守る度量をもって尊重できる日本国民でありたいと願います。
ただ既に彼は一躍ヒーローで注目の的なのは確かだし、もし言葉が足らなかったのであれば、真摯に誤解を解くべく言動を発信しなければ批判は収まらないし、むしろ今後の彼自身の選手生活にとっても不可欠なはずで蔑ろにしては自身を追い詰めてしまう可能性もはらんでいるのではないでしょうか?
但し、当人は元在日4世の帰化日本人ではありますが、あくまで『サッカー選手である』事を大切にして誇りに想う気持ちまでは誰にも譲りたくないでしょうし、『日本代表チーム&スタッフみんな』や『応援してくれるサポーター』にも『Jリーグ』にも『両親』にも敬意と感謝を表していて、だからこそ初戦以降出番がなくても決勝まで高いモチベーションを確保出来ていたと素直な気持ちや実感が彼のブログから理解出来るのも確かでしょう。
ただ、TVインタビューではカスゴミが殊更に彼の出自や民族的アイデンティティを強調しすぎていたせいもあってか、長友の絶妙なアシストへの誠実な賞賛や他のチームメイトへの感謝や欠場選手への労いが尽く見受けられず、天狗になっている感は否めませんでした。
日本人としてはいかなる時も謙虚さが伴なわなければ、英雄として認めたくないのは当然で、皆さんのコメ同様ラモスや闘莉王には実力ともに健全なスポーツマンシップが滲み出ていたからこそ、真に認められ尊敬されている。
反対に、輝かしい実績や実力があっても著しく品格に欠ける朝青龍が、横綱にさえなれない小錦や把瑠都よりも嫌われるのは当然で、日本の武道やスポーツにおいて精神性や振る舞いは重要な要件であるはず。
あくまで一例としての引き合いですが、カナダ五輪でフィギュア・ペアのロシア代表だった川口選手は、露国籍をとって「ロシア国歌をしっかり覚えたい」と尊敬するコーチの祖国に忠誠も誓っていたけど、「日本人として誇りをもって滑りたい」ともいっていたよ。
国家への忠誠と民族としての誇りは相反するとは限らず、両国への愛着や愛情は共存する事も可能だという視点を無視してはいけないと思う。
ちなみに私の姉は、オージーと結婚して豪州で暮らしてるけど、日本と豪州は勿論、最初に国外滞在していたニュージーランドや留学してた米国もそれぞれ愛しているし、大事に思っていますよ。必ずどちらかしか選べない愛国心なんて妄想だし、愚かな2元論はサヨクや詐欺師の専売特許かと。
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