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- サキ
- 2010/09/27 09:58 AM
- 「譲歩する」のはいいと思うんですよ。「大局を見て引く」のもいいでしょう。「肉を切らせて骨を切る」とか「捨石」とかありますので。でもそれはもっと戦略的に周到に考えないと。
中国から経済制裁?をされる、確かにそれは日本の泣き所かも知れない、しかし、中国の理不尽なやり方を世界にアピールできる好機でもあるんですよ。「国連中心主義」のどこかの総理大臣は、ちょうどその国連に居て、演説までしている。まさに、天から降って湧いたような千載一遇のチャンスじゃないですか?国連での演説はもちろん、各国の記者を集めてアピールする…なんでそういうことができないんでしょう?
もう1週間なり2週間なり頑張って、中国の横暴をもっと浮き彫りにしてから手打ちに持っていくとか…
あと、「この領域に領土問題は存在しない」というのは詭弁だと思いますよ。日中国交正常化の時に領土問題の存在を公式に認めてしまっていると思いますよ。その後も、日中の力関係が有利なうちに決着することができなかった。これは自民党の罪ですよ。
「領土問題が存在しない」という虚構の上に立とうとするから、よけい手足が縛られるのではないでしょうか?「領土問題が存在する」という事実に立って、国際司法裁判所に提訴する、中国が受けようがどうかは関係ないですよ。正統性を世界にアピールすることができると思います。
戦前の中国は、軍事力では日本に負けたけれど、世界の世論を味方につけるのがうまかった。日本もそれに倣うべきだと思うのですが…。
- が
- 2010/09/27 03:41 PM
- 領土問題は存在しません。台湾、中国が突然領有権を主張してきたのです。
サキさんは、領土問題が存在しないという虚構とおっしゃいますが、台湾、中国が尖閣諸島が自国の領土と言っている根拠の方が虚構なんです。
その虚構を国際司法裁判所に提訴して真実にしてしまってどうするんです。
話し合えば判ってもらえる。正しければ世界の国々の人が日本の味方になってくれるとは、私はどうしても思えません。
- ワン太
- 2010/09/27 04:32 PM
- 1)櫻井よしこさんの提言
敬愛する櫻井よしこさんは常日頃から尖閣問題について警鐘を鳴らしていた。
その危惧がついに現実のものとなってしまった。
櫻井さんが主宰する国家基本問題研究所は今日、次のような緊急提言を発表した。
中国人船長釈放に関する緊急提言(平成22年9月27日)
緊急政策提言
1 政治家は今回の事件をもって戦後の国防体制を根本的に再考する機会にせよ。
加えて、以下の当面の措置を取るよう求める。
2 政府は中国船による意図的衝突の証拠となるビデオ映像を公表せよ
3 政府は尖閣諸島に自衛隊を配置せよ
4 政府は「白樺」など東シナ海のわが国排他的経済水域内の天然ガス田の試掘を 開始せよ
5 国会は外国船の違法活動を罰する法律を制定せよ
詳細は
http://jinf.jp/suggestion/archives/3608
2)ロシアが無断出向の中国貨物船を砲撃沈。中国はロシア側の調査/説明を求めたのみ。
狼魔人日記より転載。
ロシアはナホトカを無許可で就航した香港の貨物船 しんせい号(乗員160名)を500発砲撃し撃沈。8名が行方不明となった。
4000トンの米を積んできたが、品質が悪いと受け取りを拒否され、30万USドルの賠償金の支払い」を要求され、船長は米を捨て出航する決断を した。
チャイナはあの女報道官が出てきて「ロシア側の調査/説明を求めている」そうだ。
http://www.youtube.com/watch?v=7vPiq_4O6Y8
日本と雲泥の差。
まあ、これが外交の実情。
著者の言うように「大人の対応」とか「偏狭なナショナリズムが起きるのを危惧する」といった物識り顔で講釈する「街の声」は太平の寝ぼけ眼だろ う。
この動画ニュース見て御覧なさい。
対日と雲泥のこのチャイナの態度、驚嘆します。
日本はここまでなめられているんです。
3)青山さんの警告
中国は尖閣での日本国領海侵犯を領土問題に持ち込もうとしています。
「日本と中国の間に領土問題はない」のです。
この態度を堅持せねばなりません。わけのわからぬアナウンサー風情が「尖閣の領土問題」などと口走って欲しくない。
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