Comments
- Alberich
- 2017/07/23 07:06 PM
- FRANK殿
>来たるべき感染症の流行に備えるために、危機的な獣医師不足を改善する対策を始める時期については、遅すぎということはあっても、早すぎるということはないと思います。
新たに獣医師学部を作る目的は、来たるべき感染症の流行に備えるためだけではありません(もちろん、それも重要な目的ですが)。来たるべき感染症の流行への対応が間に合う範囲で他の目的(より先進的な獣医学研究の促進など)にも合致する大学を選ぶべきだと思います。
新たに獣医師学部を作る事が決定した今になって私がこんな事を言ってもごまめの歯ぎしりですが、獣医師学部を作る事は危機的な(畜産系の)獣医師不足を改善する対策としてはあまり有効でないと思います。加戸氏が述べていたような獣医師資格を持つ公務員が不足している原因は、獣医師学部の定員が少ない事ではなく獣医師学部卒業後に犬猫病院の先生を志望する学生ばかりが多い事だと思います。
この点に対応しないで獣医師学部の定員を増やす事は、大穴のあいたバケツで樽に水をくむ際に樽の水が少ないからと言って大穴のあいたバケツの数を増やすのと同じだと思います。それよりも既存のバケツの大穴をふさぐ(穴を小さくする)方が有効だと思います。
>誰が一校に絞らせたかについては、今度の審査に獣医師会などが呼ばれるそうなので、そこで新たな事実が出ることを期待します。
私は新設する獣医師学部を一校に絞った事よりも、その一校を加計学園に決めた事のほうが問題だと思います。京都産業大学が会見で述べたように、加計学園の開校後は新設に必要な教員はもう残っていないそうです。
>小学校以来、近畿地方も中国地方に隣接すると習ってきたのですが、
おっしゃる通りです<_O_>
但し四国地方も(淡路島を介してですが)橋でつながっているので近畿地方と隣接すると言えるかもしれません。
- 都民です。
- 2017/07/23 07:28 PM
- くっくりさんのブログやツイッターで紹介された記事を読むと、その時々の問題を考える為の情報が沢山あり助かっています。
それから紹介して下さる本も、とても勉強になります。例えば、イザベラ・バードやハミルトン・フィッシュなどはこちらで初めて知り、急いで図書館で借りて夢中で読みました。(`・ω・´)ゞ
- やじうま
- 2017/07/27 08:07 PM
- Alberichさんへ
>加戸氏の意見や議事録は反対意見なのでしょうか?
加戸さんは早い段階から、前川さんの「行政が歪められた」に対して「歪められた行政が正された」と真っ向から反対する主張をされていましたよ。
あなたがそれを反対意見ではないと切り捨てるのは勝手ですが、報道機関を名乗るのであれば両者を報じた上で受け手に判断を委ねるのが筋でしょうね。
一方の当事者の主張を全く取り上げない輩が報道の名を冠する賞を受賞したと言うのは日本の恥と言っても言い過ぎではないでしょう。
>違法行為をしていないという点では京都産業大学も同じだと思います
違法行為を行っていない者が何の根拠もなく叩かれる謂れはありません。
にもかかわらず加計学園は叩かれています。
しかも当事者の一角である京産大が加計学園が選ばれたことに一定の理解を示しているにも関わらずです。
>加計学園の問題を見ると私はこの話を思い出してしまいます。
加計学園の問題は、獣医学部の人数こそが問題だと認識し増やすこと自体にはある程度の理解を示す人ですら、この問題は単なる依怙贔屓問題であると認識していることこそが、この報道がいかに歪んでいたかを示しているのでしょうね。
京産大が自ら発信した様に加計学園が選ばれたのは単に選ばれるに足るプロセスを踏んでいただけですよ。
10年以上前からそれを進めていたところと、昨年突然それに手を挙げたところが全く同じラインについているはずはないでしょ。
獣医学部の増設を一校に限るという条件自体が単に獣医師会の要望を組んだだけで、政府や国民にとってはほとんど無意味に近いものですし。
弁護士や歯科医と同じで獣医師が増えすぎても国民にとっての不利益とは直接関係ないのですから。
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