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- あきれた若旦那
- 2011/02/24 10:19 PM
- 腰抜け外務省さん
あははは。貴殿のドヤ顔が目に浮かびますよ。
子供にもわかるように、長文で丁寧に解説したつもりだったんですがね。やっぱりインフレとデフレすらも正確に理解されてないようです。
>自国の経済状況に応じて、FTAって止めたり、再開したりって出来ましたっけ?つまり対外的な条約、国策としてはとしては2択では無いでしょうか?
国際条約というのは一度締結したら二度と見直しや破棄はできないんでしたっけ?
まあ、揚げ足取りは置いておいて
貴殿が仰る意味の2択なら、
「慎重に相手国と条約の内容を吟味し、状況に応じて締結する」
ですよ。その意味なら貴殿も同じというでしょうが、根本的に異なる点があります。
貴殿は「全ての産業や業界は競争原理を働かせる事で、効率化と技術革新が進む」というお考えなんですよね。概ね正しいと思いますが、私は「但し例外事項もある」
という点は譲れないんですよ。ここが根本的に異なる点です。
中野剛志氏が仰るように、関税0と鎖国の間には無限のバリエーションがあるんですよ。そのバリエーションの中で自国にとって最も利益があるものを選択すればよい。いたずらに競争原理を煽り関税0に近づける必要はないってことです。
例えば、日本が世界に誇る国民健康保険制度。私は非常に素晴らしい制度だと思います。国民誰もが最新の高い医療技術による治療を受けられる。その料金も税金で補てんを受けて、3割程度の負担で済む。
一方競争原理が働いているアメリカの医療精度は、治療技術の高い病院を希望すると、何百万も何千万も払わなければならない。金の払えない貧乏人は、技術の低い病院か治療を受けずに死ぬしかない。
全ての分野で保護をなくし、競争原理を目指すならば、日本はアメリカの医療制度を見習うべきだという話になる。
また、生活保護制度も競争に敗れた弱者は切り捨てるならいらないとお考えですか。
いや、医療制度は日本の制度の方がいいと仰るなら、競争原理を働かせずに保護すべき分野もあるという点で私と同じ考え方になりますが、よろしいですか。
すると残るは農業が保護が必要な業界かどうかという点だけが争点になります。
何故医療は保護すべきなのか。
それは人の生命にかかわる分野だからだと思っています。
人は病気や食べ物が無い状態に陥らなければ、寿命まで生きられます。
人の命に係わる医療は保護すべきと考えるならば、同じく最低限の食料を確保するために農業はある程度保護すべきだと考えます。
>企業の海外進出はFTA、関税もあるでしょうが、生産コスト、市場へのアクセスの問題ではないでしょうか?
いつ、私がこの点を否定した書き込みをしましたでしょうか。
関税やFTAで海外移転が進むと申し上げたつもりは毛頭ないのですが。
>また、私の上げた事例への反証はどこへ行ったのでしょう?
そっくりそのままお言葉を返したい気持ちですけどね(笑)
>ユーロ圏は何故デフレにならないのでしょう?
「ぐぐる」という言葉をご存知ですか?「EU デフレ」で検索してみてください。いくらでも出てきます。
■欧州はデフレ!「メルケル発言とエネルギー・ファンドの店じまい」
http://ameblo.jp/kurosekine/entry-10580229039.html
■欧州の「失われた10年」はこれから−デフレ長期化がECBを襲う
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a8GOfnzD.JYQ
■ドイツ元凶「欧州債務デフレ」
http://facta.co.jp/article/201101039.html
ぐぐった記事は古いものではなくできるだけ日付の新しい物をお読みくださいね。
EUのデフレが日本やアメリカより遅く、ゆっくりとしているのにはちゃんと理由がある。欧州統合は「似たような生活時水準の国が集まった統合だから」である。
自由貿易でデフレが加速するのは、全く生活水準の異なる、日本の所得の何十分の1の国から安い商品が大量に入ってくるからである。
中長期的な円高の根拠は何でしょう?
正直、デフレとインフレすら正確に把握していない貴殿に、これをきちんと説明して理解させる自信がありません。まず最低限の知識を身に着けてください。
「ぐぐる」ヒントだけ教えておきます。
・円高というのは「ドル安」
・ドルは基軸通貨
・長年の双子の赤字に悩まされている米国の格付けは何故AAAなのか
・なぜ米国は双子の赤字を垂れ流しても破産しないのか
>EUもFTAに熱心ですが何故でしょう?
私はEUに住んだことがないので知りません。FTAに熱心な事はいいことではないですかね。自国のトータルの利益を阻害しない限り。私はFTAそのものを否定したことは一回もありませんよ。関税0の貿易を拙速に進めるのは大反対ですが。特に、最終的には全ての分野で競争原理を持ち込み関税を0にすべきなという考えは大反対です。
>インフレは「需要過多」「供給不足」、デフレは「供給過多」「需要不足」。ならばマクロ的に見ればインフレ時の輸出は「供給不足」を促進し、デフレ時の輸出は「需要不足」を補うのではないでしょうか?
こんな質問をするからインフレとデフレを理解してないと言われるんですよ。
何故一方的に「輸出促進」しか発想しないんですかね。
インフレ時に関税を0にすると「輸出と輸入」はどうなるのか。
デフレ時に「輸出と輸入」はどうなるのか、セットで考えるのが普通なのでは。
既にOvf氏が一度きちんと回答してくれていることですよ。
自由貿易で関税を0にすると、所得の低い国の安い商品が大量に防御壁なしで日本の国に流入してくるって事ですよ。
ますます、物の値段が安くなるって事です。ここまで言ってもまだわかんないかな・・・。
>しかしいずれにせよ、他国の市場へのアクセスを容易にすることは、その国の経済を活性化する面で効果があるはずです。
効果はあるでしょう。それがどの程度で、代わりに日本の内需産業が受けるダメージと天秤にかけて、相対的にどっちがメリットが多いかで判断すべきなのではないんですか。貴殿はメリットだけ一方的に考る傾向があるようですがか。
>EUは自国経済を破壊したいからFTAに積極的なのでしょうか?
何度も言うようにFTAそのものを否定したことは一度もないんですが。例外なき関税撤廃を反対しているだけです。恣意的にミスリードを誘っているのでしょうか。
>具体的な提案をご提示ください。
イヤです(笑)
理由その1
私の質問には質問で返し、殆ど答えてない。
理由その2
デフレとインフレすら正確に把握できていない。
理由その3
きちんと議論できる素養が足りていると思えない。
逃げたと思われても結構。
負け犬と書かれても結構です(笑)
しかし、まるっきり答えないのも何なので、ヒントだけ。
現在の複雑且つ非効率で不公平な税制改革で埋蔵金どころの騒ぎでなく、年金問題も一気に解決できる方策があると思っています。
もちろん消費税を上げるという話ではありません。
後はご自分でお考えください。
しかし、最初の書き込みの
>私の眼にはこれからなくなる産業を保護するといわれる人たちの議論がいまいち理解できません。
等から大分トーンが落ちているような気がするので私の目的は半端達成した気がするのは気のせいでしょうかね。
あと、腰抜け外務省さんは
「私は農業のポテンシャルを信じている」
「付加価値をつければいい」
「農業を強くする」等
思いを仰るのは結構なんですが、
どれ一つをとっても具体案はないのですが、そんな薄い根拠で自由貿易を進めることを提言するのは無責任だと思いませんか。
日本は凄い国だから、画期的な商品開発が未来永劫続くに違いないと思われているんですかね。
それよりもっと補助金ジャブジャブで強くしろとという意味でしょうか?
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