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- yamaki622
- 2010/03/24 02:00 AM
- 【愚かなウヨクの疑問にきちんと答える(3)】
(以下は無知で安全保障を知らないウヨクのHN「腰抜け外務省」へのお返事です(1〜2)は「間違いを正す」でしたが、教育のかいがあって妄言を書かなくなったようなので疑問にお答えしましょう)
>国連憲章には最悪、国連軍による軍事制裁まで規定されてる
>憲法9条より、制裁までしてくれる国連憲章の方が頼りになるのでは?
国連憲章に各国が従うべき規範が規定され、国連軍という手段が明記されていても、関係各国の同意がないと実際にはそれは行使できない。なぜなら国連は世界の支配者ではなく、世界の警察でもなく、国連という自立した単独の存在があるわけではなく、国連軍が出てくるかなどの国連の行動の決定は、結局関係各国の意志と同意にかかってくるから。国連は国際社会の意志の表明の場であって、それ独自の存在ではないということだ。
国連軍を左右する関係各国の意志と同意とは、それらの国が(この場合)日本をどう評価し関わるかという意志によるのであり、それは結局「国連以外の場」での、日本への侵略国への非難表明とか経済制裁と同じ動機によるものだからだ。
そしてこの関係各国の日本への評価と関心・協力を高めるには憲法9条は非常によいものだろう。
>憲法9条は中国や韓国や北朝鮮には信頼されてるのかね?お返事が無いようだが
十分信頼されていると思われる。それらの国が日本からの侵略に対し具体的な防衛計画を立てたり、日本からの侵略への防衛のための具体的な作戦行動を行ったという話を聞いたことがない。
それらの国がなぜ日本からの侵略に備えないのか?日本にその意思がないことが明確だから、その理由はいろいろあろうが、最も大きな理由は憲法9条だろう。
馬鹿なウヨクはよく、日本に自衛隊や米軍があるから、周辺国はそれを恐れて(=抑止力)いるからと考えたがるが、明らかにそれは間違いだ。戦後日本の周辺で日本を焦点とする軍事的緊張はなかった、緊張のないところに軍隊による抑止力の効果もない。効果は確認できない。
従って考えるべきは、なぜ緊張がなかったか?だろう。それには様々な要素があろうが、日本の周辺国が日本から侵略を受ける脅威を感じていなかったのは、その大きな確かな要因だろう。
>屁でもこいて寝ろ。
こんな捨て台詞を書いてはいけない、自分の間違いをきちんと反省すべきだ。お前のすべき事はこれから憲法9条をどう具体的に使うべきか、その中で日米安保をどう利用するべきか、考える事だ。
これからの若者には今まで放置されてきたそうした課題が突きつけられている。すべきなのは中国を脅威だとただ煽って偽の愛国心に浸るマスターベーションではなく、真面目に国際関係と安全保障を考える事だろう。
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