[2] 小沢氏事情聴取と会見(付:名護市長選)

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反鼻
2010/01/26 04:58 AM
私の印象では、記者会見は逆効果で大失敗です。
小沢さん、かなり腰が引けた印象で、何も説明できていません。
言葉づかいも記者への対応も、不慣れながらも丁寧に。

思えば権勢を極めた大訪中団から、帰国直後の「天皇陛下の政治利用問題」以来、事態は急転を続けています。
小沢氏としても、さすがに人生の有為転変を感じずにはいられないのではないかと思います。
それとも、検察の本気が伝わったんでしょうか。

ロッキード事件で逮捕された田中角栄氏を東京拘置所で目撃した安部譲二氏は、テレビで見たのとは違う、まったく覇気のない田中氏の姿に驚いたそうです。
阿部氏が看守にそのことを聞くと、看守は笑って「玄人と違って、素人は入所検査を受けるだけでああなるもんさ」と答えたとか。
今、小沢氏の脳裏にも、その田中氏の姿がよみがえっているのかもしれません。
民主党内部では小沢さんについていくべきか、それとも距離を取るべきかで葛藤があるものと思います。
wikipedia「田中角栄」の、「不退転の決意」、「自民党は大敗し、中曽根康弘総裁が「いわゆる田中氏の政治的影響を一切排除する」声明を発表」などの記述を見ると、小沢さんの場合も同じことが起こらないとも限らず、今後事件がどのように展開するのか、とても気になります。

そう言えば、ジャーナリストの青木直人氏によると、毛沢東は死ぬ間際まで日本の新聞を取り寄せ、ロッキード事件の記事を枕元で読ませていたそうです。
今ごろ胡錦濤国家主席は、陸山会土地購入問題の記事を読んでいるのでしょうか。

また、外国人参政権で嬉しい知らせが。
参政権が付与できるという説を国内で最初に唱えた人物が、「外国人参政権は地方でも違憲」だと認めたそうです。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/tokyo/100125/tky1001251934011-n1.htm
外国人参政権 付与許容説の学者が誤り認める 反対集会で日大教授が明かす 
2010.1.25 19:33
> 百地氏は「外国人参政権が憲法違反であると、とうとうわが国最初の提唱者にさえ否定されたことは極めて注目すべきこと」と強調。

まだまだ予断は許されませんが、このような動きがもっと広まってくれることを切に願います。

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