[2] 中国産漆に駆逐される国産漆!国宝守る英国人社長の闘いと日本人への提言

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日本は未だ占領下
2015/02/13 08:30 PM
 Japanには漆と言う意味もあるんですね。他に、日本領域、日本、大日本帝国、と言った意味もあります。

 ポツダム宣言や講和条約を、日本と大日本帝国を、イギリスと大英帝国の関係で読んでみると、一般に思われているのとは全く違う意味をもつことがわかります。
(どちらも、日本語訳は正文ではない)

 講和条約時点で天皇に国政機能がない以上、大日本帝国領土の処分は一切不可能。
 主権者たる天皇が主権を行使できない状態にあるわけですから。当然、占領も継続中。 

 講和条約は、大日本帝国政府直轄地であった本土日本領域自治政府である日本政府が、帝国政府の臨時代行で締結したもの。

 帝国政府が凍結状態なので、今も連合国占領下にある各地域がそれぞれ自治、他国による統治、日本政府による委任統治(沖縄)で、がんばっている状態。
 
(連邦政府が凍結状態なので各州政府が頑張ってるようなもの。連邦政府の代わりに占領軍がいる)

 安部政権がめざす、「日本を取り戻す」は、自民党の結党理念である「憲法改正」による占領終結です。
2015/02/14 09:19 AM
誤解を恐れず言ってしまえば、「日本人の悪癖」ですね。

日本は「文化や文化物を創る能力」には長けていますが、その創りだした「文化や文化物に対する意識」みたいなものが残念ながら欠如している人が多く、また歴史からもそれが見られます。

浮世絵がフランスへ渡りジャポニスムの発端の一つとなったのは有名な話ですが、当時は所詮消費物であって明治政府が国策として輸出していた陶磁器などの包み紙として利用されていた、という話があります。
浮世絵のコレクションも海外の方が良い状態のものがいくつもありますし、国宝級の大作肉筆画も流出しています。

近年に話を戻せば「世界の黒澤」も当初日本国内でもそれほど評価が高くなく、外国の資金で映画を作っていた時代もありますし、漫画の神様手塚治虫も書いた漫画の一部が有害図書指定扱いにされたり、教育界から批判されていたこともありました。

アニメ漫画ゲームも90年代はそれら自体や、創作したり鑑賞したりするいわゆる「オタク」が犯罪者予備軍扱いされ批判され、それは現在でも一部で続いています。

原宿のストリートファッションや女子高生のギャル文化もわけの分からない若者文化という扱いでした。

結局これら全ては「海外からの評価」というものによって、日本国内での評価が手の平を返したように代わりました。
そこに自己評価はありません。

こんな手の平返しを明治時代から続けていて、そこから変わることなく現在も続いています。
(少し前に「国立漫画博物館」という一連のバッシングもありました)

ここに挙げたものだけでなく、類似の事例は枚挙に暇がありません。
これらの文化史的な流れを知ると、個人的には日本人全体の根深い問題のような気がします。
そしてこの悪癖が簡単に治療できるとは思いません。

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