Comments
- 鴉鳥
- 2014/07/04 05:48 PM
- 無知ならまだ良いですが、意図的にデマを振りまいているとなれば何らかの法的処置を取らざるを得なくなるのではないですかね。
そもそも。
徴兵制(或いは兵役制)とは、『平時に、有事の際の即応予備役を積み立てておく』事です。
つまり、「戦争になったから徴兵がー」とか言っている時点で完全に的外れなわけで、そのような事態になった時点で既に戦況は絶望的であり、とっとと講和条約に調印すべきと言う状態なわけです。
ちなみに朝鮮半島は『今もなお戦争中(停戦状態にあるだけ)』であり、敵主力と目されるのが北からの陸軍兵力である以上は、兵役制による予備役を確保しておくと言う選択は一分の理は有ります。
翻って日本においては、海と言う天然の要害に囲まれており、先ず戦場となるのは海および空です。そしてこの二つは陸と比べて、より専門性が要求される舞台です。(陸自に専門性が無い、と言っているわけではありません。誤解なきよう)
徴兵訓練くらいでどうにかなると言うものではないし、どうにかなると思っているのなら相当頭が湧いているとしか。
と言うかですね、徴兵したとしてもお金はかかるんですよ?
徴兵=タダで兵隊が湧いてくる、なんてものじゃありません。
給料や特別賞与、各種手当は当然必要になりますし、必要なものを支給する為にもお金はかかります。その予算はどっから引っ張って来るのかと。また、兵役に適した年齢(20代から40前くらい)と言うのは、とりもなおさず「社会活動の中核」となる年齢層なわけで、かつ兵役への適正がある人間と言うのは、一般的に見て中の上クラス以上なわけです。そこから毎年万単位で引っこ抜いたら当然社会活動は縮小します。社会活動が縮小するという事は税収が減るという事でもありますし。
まあ、それでも何とかして予算の都合をつけたとしても、それだけの人数を収める宿舎、およびそれらの訓練兵を指導する教官はどうにもなりません。これは金を出せば何とかなると言う手合いのものではないわけですから。
徴兵徴兵言ってる人間の発現を見てても、「ちゃんとした知識」が有るとはとても思えないんですよねえ。
敢えてそう見せているのだとすれば大したものだと思います。詐欺師で食っていけると思いますよ。ああ、現に詐欺師モドキですかね。
- 腰抜け外務省
- 2014/07/04 09:16 PM
- 鴉鳥様、
私もほぼ同じ趣旨の内容をあちこちで書いているのですが、これって国民の「安全保障音痴」に付け込んだ、「戦争来る来る」詐欺でしょうね。
戦争するってどこと戦争するんですかね?日本が周辺における武力紛争に巻き込まれる可能性があっても、日本から攻めに行くところなんか無いでしょうに。
で、周辺事態には周辺事態法で対処が定められてます。(但し、法律に定められた行為を日本が行えば、中立義務違反で他方交戦国からの攻撃を受ける可能性があり、その場合は自衛権の行使となります。)
平時の陸上防衛戦力は16〜7万くらいで十分でしょうし、頭数を増やすより、装備を充実させるのが先決でしょう。(あと予備自衛官の充実)
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