Comments
- くっくり@管理人
- 2012/11/17 06:02 PM
- 皆さん、コメントありがとうございます。いつも個別にレスを差し上げられず、申し訳ありません。
剛腕さん:
いえいえ、貴重なご意見をいただけてありがたく思っています。
>彼が本当の憂国の士であると言うなら、なぜ民主党に所属して国政に参加したのでしょうか?
長尾さんが民主党にいた理由、これは一言で言って、選挙区事情が一番大きいと思います。自民党は大阪14区ではずっと谷畑氏が再選を重ねてて、ここに長尾さんが割り込む(自民党の公認を得る)ことは物理的に不可能な状況でした。
そもそも民主党議員の中には、本当は自民から出たかったけど、選挙区に自民のベテラン議員が根付いているため民主から出るしかなかった、という人も少なくありません。もちろんその逆もあります。2005年の衆院選で自民党公認で当選した川条志嘉元衆院議員(大阪2区)は、もともとは民主党公認で別の選挙区で参院選に出馬した過去がありました。大阪2区は自民の世襲議員の佐藤章氏が郵政民営化に反対票を投じたため公認されず、それで川条さんが刺客として自民の公認を得ることができたという流れがありました。青山繁晴さんが先日の「アンカー」で言われていた「政党政治の瓦解」には、こういう選挙区事情のせめぎ合いといったものも含まれているんじゃないかと思ったりします。
確かに選挙区事情があるからと言っても、剛腕さんがおっしゃるように、長尾さんが民主党から出馬し民主党議員として活動した、それは事実ですし、過去は消せません。ですが、長尾さんが国民の代表としての職責を国政の中でどう果たしてきたか、そして今後どのような理念に基づき行動しようとしているのか、過去・現在・予想される未来、全てひっくるめて、総合的に私は長尾さんを応援したいと考えている、ということです。
>民主党内に留まって戦った? 疑問ですね、実際にその効果は目に見えませんから。
これも受け止め方は人それぞれだと思うので、あくまで私の見解になりますが、民主党は最後はぐだぐだになりましたが、長い間衆議院で圧倒的多数を占めていました。売国法案も数の力で通そうと思えば通せたはずです。ではなぜそれをやらなかったかですが、たとえば売国法案絡みの報道では「…しかしこの法案には民主党内の保守派から強い反対があり、上程されるかどうかは不透明な情勢である」的な文言がよく見られました。売国法案を何とか水面下で食い止めてこられたのは、長尾さんなど民主党内の保守派の力は決して小さくなかっただろう、というのが私の考えです。
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