[2] 日朝作業部会まとめと拉致問題停滞の内的要因

Comments


むうみん@ぶたぢるさん
2007/09/08 03:31 AM
こんばんは。

拉致問題停滞の内的要因ですが、「特定失踪者問題調査会(以下、調査会)」と「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(以下、救う会)」、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(以下、家族会)」の対立も少なからず影響しているのではないかと思います。特に調査会と救う会の対立は深刻で、家族会もその影響を受けているようです。こういう言い方をすると反感を持たれる方もいると思いますが、拉致問題を政治的、思想的な争いに利用し過ぎたツケが今日の停滞に繋がっているのかな、と思います。

他の要因についてですが、慰安婦問題が影響を与えているんだろうと思います。アメリカでは「河野談話の撤回=サンフランシスコ講和条約第11条の受入拒否」と捉えられているということを知っておく必要があるでしょう。これまた反感を持たれる方もいると思いますが、慰安婦問題は現在進行形の「人権問題」であり、この点で拉致問題と同列に扱う政治家がいることも頭に入れておくべきだと思います。

安倍首相は価値観外交を提唱しましたが、この試みは「保守」を標榜する政治家やジャーナリストによる自己満足的な活動により座礁したんだろうと思います。

毎度のことですが、乱文失礼しました。
独立自尊
2007/09/08 03:56 AM
 日朝作業部会のまとめ、お疲れさまです。素早いご対応と興味深い論考に感服。安倍「あいまい戦略」と「保守の怠慢」、そして拉致問題――深いですね。
(「作戦の途中で反省会を開くのは感心しない」?、言わんとする意図がよぅ分からんですが)

>人道支援なんか必要なし!一回やったら癖になります。

 わたしも人道支援には真っ向反対です。(そもそも本当に北朝鮮で水害があったのかどうかという点も議論すべきですが…)
http://specialnotes.blog77.fc2.com/blog-entry-932.html

 忘れてはならいことは、対北宥和政策が国益に結びついたことは一度として無い、ということです。かつての「コメ支援」(1995年〜2000年)という愚行が有害無益だったことは、周知のとおり。そして、もちろん当時も名目は「人道支援」でした。
 今でもわたしは、自民党本部前でコメ支援に反対する、拉致被害者家族の方々の悲痛な叫びが忘れられません。正直、「拉致は他人事」と考える輩には、心の底から怒りを覚えるし、この国から出ていって欲しい。

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