Comments
- kennel
- 2017/09/13 01:16 PM
- くっくりさん、北朝鮮危機の今、まことに時宜を得た再掲、日本人の抱える「諸問題」満載で、考えさせられました。こういうタイムリーな再掲ならば歓迎です。
この「諸問題」の結論は個人的には出ているのですが、それを説得力ある意見にまとめられる自信もなく、問題点と私の結論を列挙するにとどめます。
1 話し合いですべての問題は解決できるのか?(北やテロリストとの話し合い)
2 一人の犠牲者も出さずに平和は守れるか?(自国民でも犠牲にする覚悟)
3 政治家は、金や男女のスキャンダルや動機は不問に付しても、結果責任がすべてなのか?(動機とは言えないが、日本人人質犠牲の予測があったのに、結果オーライ)
4 他国の弱みを利用したり、ペテンにかけたりしても自国の利益を図るべきか?(日本の平和主義を利用してトンネルを掘る)
一応私の暫定的意見を述べれば、1から順に、NO,NO,YES,YESです。
政治は時に、個人の善意や人間的弱さを踏みにじっても、結果的には最大多数の最大幸福を実現することがあると言う、苛烈な性質を具えています。少年の行為と死の中に、この遣る瀬無い現実を見て、青山さんは号泣されたのだと思いました。
余談です。
昨年の最後の土曜日、東京MXの生放送の番組で、須田慎一郎氏が、「文春砲が炸裂すれば近々解散もありうる」と発言。MCの田村淳が「誰ですか?蓮舫さんの第二弾ですか」と追及しましたが、「それだけは言えない」と緘黙。
山尾議員のことだったのか。
- 南米在住経験者
- 2017/09/13 11:16 PM
- 上のコメントにもう一つ付け加えるとすれば、かつて南米に住んでいて日本の援助に感謝している人を見たことがない。それは日本側も儲けていることを民衆が知っているからだ。
日本の商社やメーカーは現地の口利きと結構阿漕なことをやっていて、通常価格の5割増しや2倍で売り、利益の中からキックバックを払い、もちろん日本企業も大きな利益を上げてきた。はっきり言えば、今日の日本が豊かで社会資本も蓄積できている一因は、現地のワルと組んで途上国の人々を搾取してきたところにもある。
青山氏は国際ジャーナリストとして当然そういう問題を知っているはずなのになぜ「日本人の援助が…」などとナイーブなことを言うのだろうか? 日本人を崇高な民族だと持ち上げるために相対的にペルーをはじめとする途上国やその人々を貶める必要はない。このブログの文章がスペイン語やポルトガル語に翻訳されて南米の人々が読めば、日本人はなんと高慢な人間かと激怒し、日本人が援助と称して過去にしてきた数々の悪行を列挙することだろう。彼らからすればフジモリ氏もまた日本国籍保有者なのである(だから「かくまう」という表現は誤りで、日本政府は政治犯容疑者に当然の保護をした)。
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