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- 双子ママ
- 2015/09/04 10:25 AM
- いつも拝見させて頂いてます<(_ _)>
昨日
>消費増税が延期になったら、私のような者にはありがたいことですが…。
でも、仮に延期になったとしても、それって日本経済もかなり逼迫した状況に陥ってるってことですよね。
想像するとちょっと恐ろしい…(T_T)
と書かれてた事に一言だけ(というか長文になってしまいますが…。)
まぁ職業柄どうしても気になるので色々と数字を調べるのが趣味のようになってる結果なのですが…
日本が財政危機とよく言われるのですが、確かに良くないと思う。
けどじゃあどれだけ【返せないかもしれないリスクのある】借金があるのか?というと資産も見ないといけない。
けど待って、その前にそもそも借金の中身を見る必要があるんじゃないかという事で色々と調べてみました。
で同じことを考える人は世に沢山いるわけで、私の言葉よりとあるHPに記載されている言葉を引用した方が分かりやすいので引用します。
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財政赤字とか公的債務という言葉は、多くの誤解を生む原因になっている。
日本の累積赤字は1000兆円とされていて、日本の財務省が計算した結果をIMFと世界銀行が鵜呑みにしている。
ここで気がつかねばならないのは、財政赤字とは当事国の自己申告に過ぎない。
例えば中国の公的債務はGDPの40%程度と報告しているし、アメリカは100%を少し超えている。
ドイツの債務残高はGDPの70%程度で、いずれも日本よりマシな数字を挙げているが、すべて自己申告です。
言い換えると政府債務というものはなるべく隠したい数字であって、正直に申告しているのは、全世界で日本だけです。
日本は正直どころか実際に存在しない政府債務も付け加えて誇大申告しています。
日本が財政状況を実際より悪く申告しているのは、財政が悪化するほど財務省の権限が強化されるからです。
日本の財務省の債務報告とドイツの政府債務を比較すると、日本は非常に詳しく細かく書かれているのに気づきます。
というよりドイツのは内訳や説明が何もありません。
ドイツはアメリカと同じく連邦制をとっていて、地方政府は「中央政府」ではないので、政府の借金に加えません。
アメリカの借金は2000兆円以上ですが、これは「中央政府」の借金だけで地方政府を含みません。
中国も地方政府が分かれているので、中央政府分しか申告していません。
こんな風に、国の借金とは簡単に半分や5分の1に書き換える事ができるのです。
ドイツの借金は日本より少ないのか?
日本の財務省の調査とドイツの借金を比較して、日本が余計に申告している数字を割り出してみます。
政府短期証券117兆円は為替介入のための準備金としてプールしているので「公的債務」には当てはまりません。
財政投融資残高は約163兆円で、特殊法人が使った借金の事で、政府機関ではないのに日本だけが国の借金に加えています。
建設国債残高は道路や橋や鉄道を建設し、有料道路料金やガソリン税で返済する借金の事です。
これを政府の借金に計算しているのも日本だけで、外国では国民の借金になっています。
国民がガソリン税で支払うものが、何で政府の借金なんだ?という事です。
残りの460兆円ほどが赤字国債で、正真正銘日本政府の借金です。
日本のGDPは名目500兆円、実質530兆円なので政府債務はGDPの86%から92%になります。
だがさらに日銀が国際を買い取っていて、その金額は200兆円に達しています。
中央銀行が買い取った国債は償還日が来ても返済されず、日銀の損失として処理されます。
日銀は200兆円の赤字でも倒産せず、帳簿に記載されるだけです。
このように考えると日本の政府債務は、ドイツよりGDP比で少ない。
日銀の保有分を含めても、EU平均と同じ程度と言えます。
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実に私が言いたいことが明白に書かれてました。
もし他国と比較するなら、同じ土俵で比較するべきなのに、どの土俵も違うもので作られている現状。
あまり不安になる必要はないと私は思う。
けど問題はそこではなく、そのことを外に向けて発信している財務省に問題あり。
それを特に海外投資家はそれを当たり前に鵜呑みにするだろうから、確かにもうだめだとか消費税増税延期と言えば国債が売られてしまうリスクはある。
と言う意味ではちょっと恐ろしいかもですね。
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