[2] 自ら歴史歪曲してしまった産業革命遺産の舞台裏 その2 青山繁晴「ザ・ボイス」

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kalevara
2015/07/10 10:59 PM
forced to work  も victims も、
強制労働があったことを示しているのに、
それに飛びついてしまった。

これは「字面遊び」のなせる業でしょう。
貧困な戦後教育の成果でもあります。
「 ILO の定義用語じゃないからOK!」って…。

試験問題を解く為の教育によって、
2+3=5 をひたすら覚える勉強しかしていない。
□+△=5 を勉強していないのです。

だから、同じことを言っている語なのに、見抜けない。
またその後も
「forced to work と 強制労働とは、違う意味だ」
と、海外から見たら不可思議な釈明を続けています。
外務官僚も大臣も官房長官も総理も…。

韓国は演出上手ですね。
劣等民族だと油断してはなりません。
kazuto
2015/07/11 02:05 AM
「投票に持ち込んで登録されなかったとしてもその方がよかったんじゃないか」
「こんなことなら登録申請を辞退したほうがマシだった」
といった論調が(保守派の論客の方々にも)多く見受けられるのですが、
それこそ最悪の選択です。

投票否決…「世界が韓国の言い分を認めた」という記録が残る
世界の決定は極東軍事裁判も然り、覆すことは不可能です。

登録申請辞退…「韓国がこのような意見を出したために日本が辞退した」という記録が残る
外国から見れば「自国の主張が正しいのなら辞退する必要がないはず」となり、
韓国の言い分が認められます。これを「名誉ある撤退」などと思うのはただの自己満足です。

登録をされない・(自ら)しないというのは、ここまで来たらありえない選択肢です。

となると、投票で可決されるのが望ましいのでしょうが、
投票となれば否決という最悪の結果となるリスクを抱えます。
もちろん投票で勝てるような根回しも同時進行していたと思います。
しかし相手は韓国、自国の国際的信用の低下などおかまいなしに
買収・脅迫etc.姑息で卑劣な手段を講じてきます。
その中で、投票権を持つ各国が「良心」を貫いてくれる保証などありません。

全会一致の形にこだわったのは、事なかれ主義などではなく
投票否決という最悪の結果の可能性を排除するためだったと考えられます。
だから、韓国側を言いくるめて全会一致に持ち込むため、
「forced to work」「victims」という表現が必要だったわけです。
これがかなり微妙な表現だということはわかっていたと思います。
これまでの過程から、悪意に利用されることが予想できなかったはずはありません。
だからこそ、即座に岸田外相が強制労働を否定して請求権も完全に解決済みと
会見で発信したのです。

「それでも諸外国の報道では『日本が強制労働を認めた』ことになってるぞ!」
という論調にも違和感を覚えます。

その「諸外国の報道」は、日本の外相の発言を日本のユネスコ大使の発言と
同等かそれ以上に扱っているでしょうか?
例えば、ケネディ大使の発言とケリー国務長官の発言のどちらが
アメリカの公式発言として重要か、というと言うまでもなく国務長官発言であるのと同様、
日本のユネスコ大使の発言と外相の発言では外相発言こそが日本の公式見解として
重要視されるべきなのです。
それを無視してユネスコ大使の発言ばかり不自然に取り上げる国内外のメディアの記事は、
相手国の息のかかった人が執筆していると疑ってかかるのが自然です。

とにかく今回の一件は、保守派の論客の方々まで
安倍政権を後ろから鉄砲で撃つようなマネをしているのが気がかりでなりません。
この問題は目をつけられた時点で時間も人手もお金も割かれる「終わりなき戦争」に
突入したのですから、我々もともに戦っていく覚悟が必要だと思います。

政府が公式見解で明確に強制労働を否定し、請求権解決済みを強調しているのだから、
それを理論武装する議論をすればいいのに、言葉遊びにこだわっているのは
むしろそういった論客の方々ではないでしょうか?
安倍政権の支持が揺らいで一番得をする人たちに踊らされていないか、
考えてみる必要があると思います。

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