[2] 韓国系が排斥する「竹林はるか遠く―日本人少女ヨーコの戦争体験記」を読みました

Comments


おれんじ
2013/08/20 02:32 AM
村田春樹さんの動画でも当時は鬼もいたけど仏もいた(まあ鬼の方が多かったのではと邪推しますが…)というタイトルで、日本人のご家族に暖かいご飯の入ったお弁当の底にお金を隠して渡してくれた朝鮮人がいたという証言を紹介しておられました。

昔は実際に引き揚げでご苦労された方がおられたので、タブーがあっても朝鮮人やソ連兵がやったことは一般にも何となく知られていましたが、世代が変わるにつれて却って嘘がまかり通り時代になってしまいましたよね。そういう面でこの本も貴重だと思います。

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ゆう
2013/08/20 09:02 AM
祖父が満鉄職員だったので、うちの母も引き揚げ者でした。
まだ幼かった母は何もわからず、覚えているのは逃避行の途中で行き会ったロシア兵に抱っこされて頭を撫でられ、お金をもらったことくらいだそうです。
横で見ていた祖母は、このまま母を取り上げられるんじゃないか、怪我をさせられるんじゃないかとハラハラしたそうです。
そのロシア兵がくれた結構なお金で母の服を買い、それを着て逃げたと言っていました。
人間の本性は、困難なときほど良く現れる。
自分は生き残れるか、家族を守れるのか、という問いかけと合わせ、同じように困難に晒された敵国の人間を目の前にしたとき自分がどうふるまうか、私もいつも自問自答しています。
普通のおじさん
2013/08/20 10:52 AM
昔、私の家には終戦の頃の朝鮮か満州あたりから引揚げてきたお手伝いさんがいました。
そのお手伝いさんが家に来るようになる前に、苦労して帰ってこられたので終戦時のころのことを絶対尋ねたりしてはいけない、と前もって母に云われました。今思えばその人もその時代の話は一切しませんでした。
当時の状況など思い出したくも無いだろう。今はそうとうな年齢になられるはずだがまだご健在なのだろうか。まだ歴史ではないように思います。
ミルル
2013/08/20 11:35 AM
私が小学生〜中学生だった昭和40年代後半〜50年代半ばくらいには、子供向けでも満州からの引き揚げの苦労を描いたマンガや読み物があったのですけどね。里中満智子さんや、わたなべまさこさん、あと学級文庫にあった中学生の作文を指導する雑誌?みたいなものでも読みました。

新聞の投書欄やドラマでもシベリア抑留時の体験談や、父親が引き揚げてきたものの、体を壊していた・・・という話を時折読みました。戦争を経験した世代が現役を引退していって次第に取り上げられなくなってしまったんでしょうか。

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