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- 古事記
- 2011/03/28 09:03 PM
- 「これからの正義の話をしよう」。
今更説明するまでもない人気の著書ですが、私は最初の10ページも読まずに、「これは日本人は読む必要がないな」と思いました。アメリカ人にとっては「これからの正義」であることが、日本人にとっては既に身に付けている価値観に他ならないからです。おそらく、同じように感じられる方は多いと思います。
同時に、「なるほど、だから今回の大震災での日本人の態度が称賛されるのだな」としみじみ理解しました。世界の多くの人にとって、日本人にとって当たり前の価値観(道徳や和の心)は、まさに「これからの正義」なのでしょう。ですが、こういった講義に人気が集まり、著書が売れるということは、世界中の人が世界をより良いものにしたいと願っていることの証左であるとも思います。だからこそ、大災害の只中にある日本と日本人を心から案じ、心を寄せ、応援してくれている。
その事実が、私にはとても嬉しく、そして日本のみならず、世界の未来に希望の灯りが灯っているように感じられてなりません。この希望の灯火を消すことなく、世界に広げていけるよう、私も一日本人として、被災地の復興、被災者の支援を、でき得る限りやり続けていきます。
応援してくれている諸外国の方々に恥ずかしくない日本と日本人でありたい。心からそう思います。
- 鬼切り
- 2011/03/28 10:45 PM
- 《いま私たちは、何を考え どう行動すべきか》ビートたけし談
よく『被災地に笑いを』なんてヤツがいるけれど、今まさに苦しみの渦中にある人を笑いで励まそうなんてのは”戯言”でしかない。
《しっかりメシが食えて、安らかに眠れる場所があって、人間は初めて心から笑えるんだ。》
悲しいけど、目の前に死がチラついている時には芸術や演芸なんてのはどうだっていいんだよ。
一番大事なのは【想像力】ジャ内かって思う。
この震災を『2万人が死んだ一つの事件』と考えると被害者の事を全く理解できないんだよ。そんな風に数字でしか考えられなくなっちまうと死者への冒涜だよ。
【一人が死んだ事件が2万件あったって事なんだよ。】
本来【悲しみ】っていうのはすごく個人的なものだからね。
被災地のインタビューを見たって、みんな最初に口を付いて出てくるのは”妻が”子供が”だろ。
個人にとっては、他人が何万人も死ぬことよりも、自分の子供や身内が一人死ぬことの方がずっと辛いし、深い傷になる。
残酷な言い方をすれば、自分の大事な人が生きていれば、10万人死んでも100万人死んでもいいと思って思ってしまうのが【人間】なんだよ。
そう考えれば、震災被害者の本当の【重み】がわかると思う。
立ち上がろうって時に『笑い』が役に立つかもしれない。早く、そんな日が来ればいいね。
※【選択理論】米・精神科医ウィリアム・グラッサー《致命的な七つの習慣の行動》も参考になるとお思います。
※マーラーの救命曲線と並んで、マズローの欲求段階説(5段階)
(5)生理的欲求(physiological need)生命維持のための食事・睡眠・排泄等の本能的・根源的な欲求
(4)安全の欲求(safety need)秩序だった生きる状態を得ようとする生命の基本的な欲求 の2つが《今の被災地の現状》
【提唱】備える為に
新☆AED(心肺蘇生)講習(無料)
気道確保 → 人工呼吸 → 胸骨圧迫だったのが、
胸骨圧迫 → 気道確保 → 人工呼吸の流れに変りました。
※傷病者の素肌に触れて顔を近づける気道確保と呼吸確認は廃止。(血液感染の注意が必要の為)
☆この方法が普及するには1-2年は掛かると思います。
☆タイミング時期をずらしての献血:年間400ml×3回(1200ml)血液成分データーも送られてきます。(健康管理)
☆BLS(実技)&ACLS(知識)講習(誰でも可)
ICLSは心停止した人に対する初療を学びます。それに対して、AHA-ACLSは、心停止の一歩手前の人へのアプローチも含めて学ぶ事が出来ます。
ファースト・エイド・キットを作って置くのもお勧めです。
※善きサマリア人(びと)の法:その場に居合わせた人(バイスタンダー)による傷病者の救護を促進する。良心的かつ誠実なる行動をした結果には、責任は問われません。が、いつも意識しておきたいのは【自己完結】の精神。
【覚悟と準備、正しい知識は不可欠】『気持ち』だけでは迷惑で終わるパターンが多いというのは阪神・淡路大震災での教訓です。
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