[2] 「アンカー」日本の農業をダメにする役人と戸別所得補償制度

Comments


akisun
2010/10/16 08:01 AM
くっくりさん、いつもありがとうございます

アンカー・青山さんが観られない時は、くっくりさんの書き起こしを必ず拝見しています(もちろんそれ以外もです)

今回、青山さんのお休みは残念でしたが、岡本さんのお話もいろいろ考えさせてくださいました

日本の抱えている問題点を、一人ひとりが考えていかないといけないですね

本番も観ていたんですが、読ませていただくことで、改めて考えさせられました


話が飛びますが、尖閣のビデオ公開について、仙谷に一任されたとの事・・・・勇ましいことを言っていた前原さんも、全く頼りにならないです

証拠ビデを勝手に?密かに?消去・処分されてしまうのではないかと危惧しています
sss
2010/10/16 09:55 AM
>話が飛びますが、尖閣のビデオ公開について、仙谷に一任されたとの事・・・・勇ましいことを言っていた前原さんも、全く頼りにならないです

前から何だろうこの感じと思ってたんですが、最近の前原さんを見てて確信しました。
いわゆる民主の若手保守と松下政経塾の面々は、幕末の山内容堂なんですよ。
勉強ができて(頭が良くてではない)飲み込みが早いから、平常時では「おっ!」思わせるんですが、
所詮生まれた時から担がれた苦労知らずのお殿様で、土壇場で肚が据わってない。
だから、肝心な所で他の肚が据わった者に結局押し切られる。
(党代表戦、対小沢、対仙谷等々...)
本人は気づいていないかもしれないけれど、無意識に自己保身に走ってしまう。
そして、それが無意識だから権力闘争に負けた自覚がない。
苦労した政治家はなぜかリベラルに走り、苦労知らずは保守に走りがちな今の日本の政治家って何の現れなんでしょうかねえ。
koku
2010/10/16 12:48 PM
ありがとうございました。

「農協との30年戦争」岡本重明 文春新書 700円
 
P121
本当に必要な補助金とはやる気のある農家を守るためのもの。。。。
P122
かつて鹿児島県のある地域でこんな出来事があった。
私の友人の青年が「専業農家で頑張る」と、千万近い資金を借りいれて最新鋭の大型農業機械を導入した。周辺の水田は所有者が高齢化しており、いずれ遊休地になる可能性が高い。彼は「オペレーター」と呼ばれる耕作請負で生計を立てる計算だった。
ところが、彼が購入した直後に、本業は公務員の兼業農家が補助金に群がり、彼と同じような大型機械を買った。買うのは勝手だが、大型機械を購入したその公務員らが、遊休地も耕すようになった。。。。
限られた面積の中で、「同業者」がたくさんできたことにより、友人は専業農家だけでは経営が成り立たなくなった。。。。。
 
兼業農家に悪意はないのだろうが、兼業農家が副業として農業を行った結果、専業農家の経営が圧迫された事例。補助金がなければ、おそらく公務員の兼業農家は借金してまで高価な大型農機具は買わないだろう。。。。。

これも10年ほど前、農薬メーカーの仕事の関係で秋田県内の農家を訪れたときのことだ。梱包されたままの消毒薬散布用のラジコンヘリ、乾燥機などが保管されていたのを目撃した。当時でもラジコンヘリは千万近くした。
その農家の話を聞いて腸が煮えくり返ったことを覚えている。
「後で転売しようと思っています。地域の議員が、補助金をたくさん取ってくれるので、高額な機械が買えます」。。。

こうした米農家がこれまで「米価が安いからもっと高く」と国に要求してきたはずだ。。。。

販売価格を下げても利益の取れる農業の構築のための補助金でなければならない。選挙での集票目的の補助金であってはならないのだ。

この本は、農業経営の中で経験したこと、考え感じたことを書かれていて読みやすい本です。私が思うに、岡本重明氏の本に書かれていることは、「自立自助の農業経営」でしょう。民間の事業であればあたりまえのことですが、今の農業は半官半民で税金を食いつぶす方向に進んでいます。

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