[2] 本多勝一が“誤用”を認めた南京事件捏造写真&「中国の旅」と支那人体験記の残虐記述がそっくりな件

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豆田
2014/09/23 12:01 AM
私は数年前までお花畑だったのでまだまだ知識不足ですが、今回の一連の件で思ったのは「政府は一体今まで何をやっていたのか?」ということです。
普通の国なら吉田調書でやれたようにすぐ反論するものでしょうが、なぜ長年放置したのか理由を知りたいです。
政府は朝日新聞を批判するのもいいですが、長年何もしてこなかった、あるいはできなかった原因を解明して国民に知らせるべきだと思います。
また対外的にも、なぜ今まで放置せざるを得なかったのかという理屈がないと説得力に欠けることになると思います。
おれんじ
2014/09/23 02:43 AM
くっくりさんいつもありがとうございます。

私は現在50代ですが、高校生の頃、クラスメートが「本多勝一全集」を読んでいました。あの頃は少なからぬ人数の学生や教師が大真面目で彼の書いたものを読んでいたものです(私は読んでません)。

上の方が、何で今まで放置していたのでしょう、とおっしゃっていましたが、70年代には日中友好一色で毛沢東万歳、周恩来万歳のムードが溢れていました。本多氏はじめ岩波、朝日などの左翼メディアが大メジャーで、産経など朝日の間違いを指摘するとデスクに怒鳴り込まれたりしていました。

ネットもなく情報も一方的で教育者も左傾化している状態が長く続いたせいで、ウソをウソと言えない状態、完全なタブーの状態が政界財界メディアだけでなく一般の間にも定着したのだと思います。それはとりもなおさず占領中のGHQの政策(中国朝鮮米国および戦勝国の批判をしてはいけない)から始まっているのですが。

要するに中国の捏造に反論することはアメリカはじめ戦勝国の大義を全否定することになるので誰も出来なかったのです。というか今も対外的には難しいでしょう。アメリカでの南京大虐殺報道は、原爆ドームが世界遺産になった時にアメリカの退役軍人団体が中国系反日団体への支援を政府に要請した事から悪化したと聞いています。アメリカでは原爆という非人道的な行為を正当化するためには何としても南京大虐殺が必要なのです。そして日本はいまだに占領中なのです。
くっくり@管理人
2014/09/23 03:20 AM
豆田さん、おれんじさん、コメントありがとうございます。
おれんじさんが私の思っていることをほとんど全ておっしゃってくれましたが、体験談も交えつつ、あえて補足すると……

私はおれんじさんより少しだけ年下ですが、日中友好一色という時代背景のほかに、当時は朝日新聞といえば日本一の新聞という扱いで、しかも言論環境全体がとにかく左翼がもてはやされていた時期で、はっきり言って朝日の主張に異を唱えるようなことは社会的に難しい時期でした。
私は80年代初頭に高校生だったのですが、担任は朝日新聞の天声人語は毎日必ず読めと言うような人でした(この人は退職後、9条の会の活動をしていて、10年ほど前に、朝日新聞の地方版で取り上げられたこともあります)。
大学に入ってからも、たとえば憲法の先生が珍しく改憲派だったのですが、他の先生からも学生からも右翼、軍国主義者扱いをされていました。政治の世界でも、「南京大虐殺」に異を唱えた閣僚が袋叩きに遭って即刻罷免されたりする時代でした。
とにかく当時の朝日の勢いはすごくて、「毒ガス写真事件」というのが私が大学生の頃(1984年)にあったのですが、これは中国戦線の日本軍の毒ガス攻撃の写真という嘘写真(ほんとは単なる煙幕だった)を朝日が載せて、産経がそれに反論したのです(当時は今と違って、新聞が他紙を批判することはあり得ないことでした)。すると朝日の学芸部長が怒って、産経新聞に怒鳴り込んできました。そしてこう言いました。「天下の朝日に喧嘩を売るとはいい度胸だ。謝罪して訂正記事を載せないと新聞社ごと叩き潰してやる」。やがて朝日は毒ガス記事を間違いであったことを認め、訂正しましたが、お詫びの言葉はありませんでした。世間もそれを許しました。もし今こんな捏造報道があったらもっと大騒動になったはずです。
私自身も2002年の日韓ワールドカップの頃までは、韓国の批判をしようものなら袋叩きに遭いましたし、慰安婦問題でもほとんどまだ何も言えない状況でした。それまでネット上でお友だちだった人たちも「くっくりさんがおかしくなった」と離れていきました。ネットが広く普及し、国民の多くが事実を知るようになり、最近になってようやく政治家も本当のことが言える状況になってきたと思います。
以上、十分ではないとは思いますが、豆田さんの「なぜ長年放置したのか」という疑問のヒントになれば幸いです。

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